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アダルトチルドレンとツインレイ① こどもの人生を縛る親の教え

ツインレイの学びを通して自覚。
私も、旦那さんも、ツインも、アダルトチルドレンだ!

「生まれ育った環境がしんどい」のは、ツインレイあるある。

昭和の時代の家庭教育って…
特別ひどい虐待家庭ではなくても、現在の常識からするとアウトなものも多かった。

とても参考になるインスタ投稿を見つけたので、皆さんと共有します。
↓右側をスワイプ〉でめくって下さいね。


①人に迷惑をかけるな


これは家庭でも学校でも言われるやつ~。
親も先生も忙しいし、世間体を気にしがち。

完璧主義で白黒思考・100/0思考の真面目な人が、この教えをガツ―ンと真に受けてしまうと、かなり人生が縛られてしんどいですよね。

「人生どうしても人に迷惑をかけるから、人の迷惑も許してあげなさい。」インドの教えにホッとするのは私だけでしょうか。

電車やバスで赤ちゃんの泣き声がうるさい、公園で遊ぶ子どもの声がうるさい、なんてクレームがくる世知辛い世の中。
ギスギスして親は肩身が狭い。

でも、クレーム付けている人にも子ども時代があって、絶対どこかで誰かに迷惑をかけながら生きてきたはず。

親として、子どもには絶対やっちゃいけないことを教えながら、ある程度は寛容でありたいなと思います。

うちは、この教え+体罰セットで調教され、育てられたので、もろ縛りになってます。

失敗と他人に迷惑をかけることを恐れ、必要以上に人生が萎縮しちゃう。

ツインのことが大好きで一緒にいたいと思っても、それがどれだけ周りに迷惑をかけることになるのか考えると、足がすくむ。

当然親はブチ切れるだろうし、身内や友人知人にも責められるだろうな…はぁ…怖。

②親の言うことは聞け


いいから黙って従え!
子どもは親に従うものだ!

じゃなくて
どうしたい?って聞いて欲しかった。

昭和の時代は、自主性よりも従順であることを重んじてたからね。
自由や個性よりも、皆と同じであることを良しとしてた気がする。

でもまぁ、昭和は子どもが5人以上いることも珍しくない多産時代。多動な子どもたちを事故で死なせないように一家を統率するには、やむを得なかったのかも。

(私は一人っ子で両親の叱咤の集中砲火を浴びた。正直きょうだいがいたほうが親の注意が分散するし、ほかのきょうだいが怒られているのを見て学習するから、いいと思う。)

あと、
子どものくせに生意気な!!
子どもが親に口答えするな!!

…って、言われてました。

自分軸ではなく、他人軸で生きるように体罰で躾けられてたよね。

この考え方だと、一生親を越えられないまんま一族に縛られる。

若い世代のエネルギーや柔軟さを抑え込むことで、日本の国力が低下し、国際競争力に劣る原因にもなってると思う。

親の考え方って30年古いから、変化の激しいこの時代にあまり参考にならないこともある。

もちろん、正しい場合も多いけど。

100/0じゃなくて、ほどよく取捨選択が必要だと思う。


また、学校でも「先生のいうことを聞け」
校則に違反した生徒は、竹刀でシバかれたり、グーで殴られたり、バリカンで丸刈りにされたりしてたなぁ。

うさぎ跳び無限にやらされたり(膝を壊す以外の効果なし)、真夏の部活中でも水を飲むな!根性が足りん!と言われたり。

あれ、やりすぎだったと思う。

体罰で打ち所が悪くて障害を負った子や、熱中症で死んだ子もいると思う。

また、先生の中にはわいせつ教員もいたと思うし、今もいる。

指導的立場の大人による、子どもへの暴力や性犯罪は後を絶たない。

保護者の中にも虐待・暴力を加える人もいるから、「言うこと聞け」を100%真に受けちゃだめだね。

自分を守れるのは、自分だけだ。
だから、自分にどうしたい?って聞こう。


③我慢しなさい


これも多かった。
欲しがりません勝つまでは」
「ぜいたくは敵」
戦時中の感覚を家庭教育で引きずってた昭和の時代。
ガマンばかりだと、自分の希望や感情が言えず、自分の意思まで分からなくなりがち。

甘すぎてもだめだけど、厳しすぎてもだめ。
要所要所に報酬がないと、自発的に続けていけないよね。

そして自分の自立と尊厳をを守るために、自分の意見を言えることはとても大事。

日本国内では我慢が美徳とされているけど、グローバルな視点で見れば、外国にいいように利用されてないか?と思うのだが。

日本企業はサービス残業や休日接待、やりがい搾取のブラックも多いけど、外資系企業はバイトでも残業代が1分単位で出るよね。(そのぶん、徹底した実力主義だけど)

ブラック正社員から派遣社員に転職した時、給料が15分単位でキッチリ支払われることに驚いた&感動した。

ああ、辞めてよかった。
我慢せずもっと早く辞めればよかった、って。


④贅沢を言うな


これも③と同じようなかんじ。
年長者の男が外で酒飲んで豪遊してても、女子供は質素に暮らせ、贅沢するな、的な男尊女卑が家庭内にも多かった気がする。

例えば保育とか介護とか、命を預かる責任の重い仕事は、報酬があまりに少ないよね。

大して仕事もしてないおじさんよりよっぽど重労働だし、もっと給料が高く、昇進で上がっていい仕事のはず。

「そんな仕事、女にタダでやらせときゃいいんだよ。」という考え方の男社会に怒りがこみあげてくる。

腐れ儒教が!
そんなもん、令和では捨てていこうぜ。

正当な報酬は、誰にでも必要だと思う。
若い人が人生設計できる報酬と休日。
これをきちんと与えない仕事は、いくら求人出しても人が集まらないし、定着しない。

人手不足と少子化は、搾取されてきた労働者や女性たちの、静かな反乱だと思う。


⑤そんなことで泣くな


そう言われながら、親にビンタされたな。
HSPやエンパスは特に感受性が高いから、涙が出るときは無理に我慢しなくていいと思う。

うまく言葉に出来ない気持ちを、言葉じゃなく涙で表現していることも多いから。

私が5~6歳のころ、公園で年上の男の子に蹴られて「こんなことされた」って泣きながら家に帰って報告したら、母ブチ切れ。

「なにぃ?!そいつをお母さんが殴ってきてやる、泣くな!」って。

いや、お母さん怖い‼ 大人が暴行したらダメでしょ。隣近所に知れ渡って、人間関係おかしくなるでしょ。

そうじゃなくて、どうしたの?って話を聞いて欲しかった。
痛かったね、怖かったね、って共感してほしかった。
またやられたら怖いから、一緒に公園についてきて欲しかった。
今なら伝えられるけど、その時は怖くてうまくしゃべれなかったなぁ。

うちのおかんは頭に血が上りやすく、キレると何をするか分からないところがある人なので、とにかく怖かった。

平和がいちばん。
暴力や口論はこわい、きらい。

が、どういうわけか、おかんと同じくらい短気な性格の旦那さんと結婚してしまった。

多分おかんも旦那さんもハードな環境下で育ったから、そういう性格になったんだろう。

親の愛情と時間をたっぷり注がれて育ったとは言い難い。
キレやすさは、不安や寂しさ、理解されない孤独感からくるものもある。短気は損気だ。

あと、男の子が泣いていると「男がメソメソ泣くな‼」って叱咤されていることが多かったと思う。家庭でも学校でも。

うん…まぁ昭和は男が戦争に行っていたし、そういう時代だったけど。
ぶっちゃけ、女より男の方がメンタル繊細ないきものだよね。

ちなみに、ツインは人前でよく涙を流す。
最初はこの人また泣いてるよ、大人の男なのに…と私も思ってた。

でも、そのほうが精神衛生上いいと思う。
笑顔うつで我慢を重ねて、泣きもせず愚痴りもせず弱音も吐かず、ある日突然自死するより、ずっといい。

それに、平安時代の日本では「もののあはれ」が分かって、よく泣く男が高評価だったんだよ。

源氏物語なんて天皇・貴族から庶民まで、性別問わず泣きまくりじゃん。

ツイン、昭和なら女々しい泣き虫男。
平安時代の貴族なら、超絶イケメン。
産まれる時代と性別、間違えたかもね(笑)

涙、いっぱい流したらいいよ。


⑥男なんだから、女なんだから


それ!
昭和の時代は理不尽なほどあった!!
前述の「男は泣くな」もそうだし。

男は強くあれ、勉強とスポーツで勝ち抜け、料理や裁縫はできなくていい、男子厨房に入るべからず、一家の大黒柱であれ、出世競争に打ち勝て、酒が飲める男は格好良くて飲めない男はつまらない、男の成功は仕事で稼いで、いい家建てて、いい車乗って、いい女抱いて、子どもをいい学校に行かせること、とかまぁ色々あった。

後継ぎ長男と次男三男は、同じ男でも扱いがだいぶ違った。

女は優しくきれいであれ、おしとやかであれ、嫁に行くのだから家事育児をさせろ、読み書き計算ができればそれ以上の勉強はいらない、大学なんか行かせたら馬鹿になる、男ウケのいい服を着ろ、職場で上司から胸をもまれたり尻を触られたりしても減るもんじゃなし騒ぐな、キャリアはいらない腰掛でいい男と結婚しろ、25過ぎたらクリスマスケーキ、結婚したら子どもはまだか、とかいろいろ。

ちなみに、昭和の名曲「関白宣言」にトラウマがあるのでシェアします。(今の時代に発表されていたら、大炎上&火災旋風おきそう。)

歌詞につっこみます。

俺より先に寝てはいけない 
俺より後に起きてもいけない
めしは上手く作れ いつもきれいでいろ

何様でおわしますか?

俺は浮気はしない
たぶんしないと思う
しないんじゃないかな
ま、ちょっと覚悟はしておけ

何だその不平等条約?!男は浮気する生物だって予防線を張るあたりが、狡くて甘ったれてる。

さださんの美声と、温かいフレージング、愛されキャラ、芸術的なギターでパワハラ感は半減し、昭和という時代もあって、曲が成立してると思う。

歌って、歌い手さんによって全然違う印象の作品になるよなぁ。
(そこらへんのビール腹のパワハラ親父が酔って、同席女性にセクハラしながらダミ声で歌ってたら、蕁麻疹出るくらいキモい。)

このモヤつく歌詞の「関白宣言」を、元彼にカラオケで歌われて、ドン引き。

しかも悦に入ってて、更にぞっとした。
プロポーズ&愛を伝えるなら、別の選曲にしてほしかった。

Youtubeのコメント欄にも、同じことやった男性がいて、草生える。

「すでに関白失脚」

「私も同棲相手にイントロで切られた」

という、秀逸なレスにも草。

元彼は優しい人だったけど、「働かなくていい、就活もしなくていいから、結婚しよう。結婚して家に入って欲しい。」と言われたのが重すぎて、別れた。

私は当時大学生。
高卒の親が血反吐を吐くような苦労をして働いて、やっと大学まで行かせてもらった。

当然まわりと同じように就職するつもりで、資格を取ったり、インターンを経験したり。

大卒で就職するかしないか、それは自分が決めることであって、交際相手の男が関白風吹かせて決めることじゃないと思う。

女や嫁は男の支配下であたりまえ、そういう認識だから、そういう発言が無意識に出るのだ。

決定的な価値観の相違。
別れて正解だったと思う。

今の旦那さんと付き合って結婚して、女の恋愛は上書き保存。ずっと元彼のことなど忘れていたのに、ツインのお陰でトラウマが浮上。

何がどうなってるのか、ツインは元彼に顔が似ていて、昔を思い出させる。

A型で几帳面で準備周到、優しくて繊細でロマンチストで、寂しがり屋の手がかかる昭和の長男で、酒飲みで、マザコンで、愛が重いところも似ている。

(どれも日本人男性あるある。基本的に良い人だったし、感謝している。)

こういう関白宣言的モラは、無自覚になりやすいし、次世代へ連鎖しがちだから気をつけないと。

新時代は子どもたちに負の遺産を渡さないよう、どんどんアンラーニング&アップデートして参りましょうね‼


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

では、また。





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