私の弟は「六層連動操法」の沖倉先生に従事して『深層部の癒着をはぎ取る』最先端筋膜リリース技術を学んでいるのですが、その女性のお仲間が時々私を練習台に施術をしてくれます。

初めて練習台になったのは約2年前、
「骨がかたい、全然動かないじゃん」と言われていました。

「骨が？かたいって？　骨はかたいものでしょ？？」「骨が動いてどーすんのよ？」私は内心こんな風に思っていたのです。

一方、私は180度開脚、360度脚回転に異常に憧れがありまして「いつかは出来るようになりたい」と密かに思っているのです。

「夢の180度開脚」「あなたも開脚できる」系の本を買ってきては、自宅でやってみたり、ヨガ教室や整体院で「開脚できるようになりたい」と訴えたり、YouTubeなども参考に自主練にも取り組んでみたり・・・

でも一向に脚は開きません（泣）

約2年前から私の運営しているレンタルスペースをパーソナルストレッチで利用してくださる方が現れたんですね。

その方は完璧な360度回転を目の前でやってくれたんです。

「あれ？私、完璧な360度回転出来る人にレッスン受けた事ないやんか」こんな重要なことに気が付いて、約半年前から個人レッスンを受けるようになりました。

「背骨がねー、全然動いてないんよ」「背骨を1個づつ動かすイメージで」

でたーー－、骨が動かない説（汗）

開脚目標なんですが、脚を広げる行為はほぼなく、ひたすら上半身、背骨と肩甲骨と肋骨を動かすことと呼吸ばかり。

そして、ついにこの日が来ました。
それは、仰向けに寝た状態で「背骨を動かす」という感覚を味わえた瞬間。

ヨガ教室でも、現在のストレッチレッスンでも「力抜いて」「力入れないで」と常に言われます。この意味がやっと分かった。

力が入っていると、背骨が動く感覚は味わえないんです！

私はすぐに体に力が入ってしまうので、「あ！」「これ！」と感じても、すぐに脚だったり、腰だったりに力が入って、背骨が動く感覚が逃げちゃうんです。逆に言うと、体に力が入っている、力を抜くという感覚がようやく分かりました。

「あれ？前より骨が柔らかくなってるやん」
つい最近、施術の練習台になったとき、女性お仲間に言われました。

「骨は柔らかくなってるって、骨粗鬆症？まずいじゃん」

「いやいや、そうじゃなくてさ (笑)」
「骨が柔らかい、骨が動く」とは「身体に柔軟性が戻ってきた」という意味だそうです。

骨はねー、動くものなんですね。
開脚はまだ出来ませんけど。