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アパート大家なのに日本の「住」コスト高過ぎだろ!と思っている話

大学を卒業し、就職で上京して驚いたのは賃料の高さでした。
住んでいたのは神奈川でしたが、会社が用意してくれた賃貸マンションは高額でした。1Rで賃料7万〜8万。寮だったから2万で住めていたけど、7万は払えませんよ新卒には。

その後、シェアハウスに引っ越し、しばらく住んでから、2DKの中古マンションを買いました。
理由は賃貸よりも35年ローン組んで住宅買った方が月々の支払いが安いから。
賃料の高さに辟易していたんですね。
そこから8年余りそのマンションに住み、その後、生活スタイルが変わったので戸建てを買って引っ越しました。
まじで高かったー。
関東圏、不動産価格高過ぎ。
でも欲しかったから買いました。
その後、会社員としての給料だけに頼って生活するのに不安を感じ、投資の勉強をして不動産投資を始めました。
アパート2棟、立て続けに買って、最初に買った2DKの中古マンションもリフォームして1LDKにしていたので、そのまま貸して、家賃収入を得るようになりました。
家賃収入から管理手数料や固定資産税都市計画税を引き、ローンを支払った後でもキャッシュが手元に残ります。それが不動産投資。
ローン借りてそのお金でアパートを買って、部屋を貸したら、それで儲かるんです。
なーんか少し違和感。
最初の頃は「やったー! 低金利バンザーイ!」って思ってましたけど。
本当は、衣食住の住にかかるコストってもっと低くあるべきだと感じています(特に土地。家は建てるのにエネルギー要るけど、土地は人間は何もしてないやん)。
それから、自分も東京に住んでいてこれも矛盾してるけど、関東圏に人口集中し過ぎ。それってどうなん? とも思っています。
東京に住まずに、地方に行って地方で経済圏作った方が健康的だと感じています。(自分も移住を考え中。妊活終わったら移住するつもり)
でも私は、アパートも自宅も関東圏に持っています。
だから人口が地方に散らばって人口密度が低くなって空室が増えてローンが支払えなくなったり家や土地が売れなくなると困るなあと思っています。
矛盾しているんです。
「地方に散らばろうぜー!」という思いと、
「アパートの空室嫌だー!」という思い。
矛盾です。

私なんぞ投資家としてはペーペーなのです。資産も知れています。
ですが、お金持っている人は私なんぞとは比較にならないほど資産を持っているでしょうから、そりゃあ、資産価値下がるのは嫌だよなーと察しています。
関東圏で開発したり、不動産持って経営している会社も同様。
主義主張は別にして、「人が少なくなると、ローンあるし困るなー」とみんな思っている。

これはどうしたらいいんじゃろうか。
スマートシティ構想はとても良いと思っています。
それが東京一極集中なのが不健康だなーと思っているだけで。

全然まだ「じゃあどう動くか」の答えは見えていませんが、1個だけ見えているものがあります。

アパートなんぞ、資産なんぞ持たなくても不安にならない世界の方が良いに決まってるんです。
例えば、仏教の「極楽の箸」みたいなのを皆が持っている世の中、みたいなの。

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