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【フランスで仕事をどうやって見つけたのか】Mon histoire 4

この投稿はこちらの続きです♡まだ読んでない方は先にMon histoire3からご覧ください☺️


そもそも、なぜMon histoire(私の歴史)を書き始めようと思ったのか。

それはあまりにも多くの質問が寄せられているからなのです。

YoutubeやInstagramでも話したりしていることはあるけれど、投稿を遡りにくく、同じ質問が沢山きてしまうためにNoteにマガジンとしてまとめはじめました。


さて、本題に入ります。☺️

単身で渡仏することを決めた私は、現地のリサーチに取り掛かる。

私が行きたいのはパリではなくアルザスだった為、圧倒的に情報量も少ないし、もちろん求人も少ない。


フランス語もBonjour, Merci くらいしかわからなかった。


とにかく、フランス語か!?と思ったけれど、そこにお金を使うのは勿体無く感じて、「現地に行けば、いやでも覚えるだろう」そんな軽い気持ちで、

アテもなく、ツテもなく、フランス掲示板のMix Bというサイトで求人を探していた。


「アルザス」「料理人」「パティシエール」

で検索をかけると、1件だけヒットする。

アルザスのとっても可愛い田舎街Riquewihr(リクヴィア)にあり、

フランス人シェフ、日本人マダムが経営するレストランだった。


フルタイム(週休二日)、寮完備で試用期間2ヶ月は600€、仕事っぷりに応じて月Max800€(日本円だと10万円に満たない額)



というフランスの国の労働基準法に満たしていないお店だった。


しかし、寮完備なら!貯金もあるし、600€あれば余裕や!

というなんとかなる精神で情熱を込めて応募する。

ちょうどメールを送った時期がお店のバカンス中だった。(バカンスとは長期休暇のこと)

返事には、何月何日までは店はバカンス中なので、メールの返信はそれ以降になります。という自動メールが届き、その後もずっと来ず、不安になり、もう一度送ったり、ドキドキする日々を過ごした。

今思えば、めっちゃめちゃフランス〜〜!

C'est trop français!!!!! めっちゃフランス人!!

(写真は私の親友のケロちゃん🐸今後このマガジンにたくさん出てくる人物なので覚えてね♪)

と、納得がいく。フランスでは休みは完全に休み。誰がなんと言おうと休むのだ。

日本ではついつい家でもメールチェックしてしまいがちだけれど、フランス人はそうはいかない。プライベートを充実させるための仕事。という考え方の人が多いように思う。

そんなフランス人の話はちょっと置いておいて、話を戻すと、

待ちに待った私は、ありがたいことにそのレストランから内定を頂き、安心する。


住むところも、仕事も決まった。 これで本格的に渡仏の準備ができる!


もちろん、仕事も住むところも決まらずにはいく勇気などなかった。


運がいつも私の味方をしてくれるように思えた。


ブラックな香りはしたものの、とりあえずレストランに最初に入って、住む場所も確保できて、もしも合わなければそこから探せばいい。

そう思えた為、とにかく最初行く場所だけは決められた。よかった。

(結局そのレストランは一ヶ月で辞めてしまうのですが、その話は時系列で話すのでまた今度😂)

きっとインターネットがない時代の料理人たちは、現地に行って初めて色々決めていたんだと思う。アナログでかっこいいけれど、それはとっても怖いことで、住む場所が決まらなければ高いホテル暮らしをやめられず、貯金が減る日々。

フランスの物価は安くないし、日本人からしたらフランス語は本当に聞き取るのも話すのも難しく、習得するのに時間がかかる言語だと思う。

そう思うと、インターネットがあるこの時代に生まれてよかったとつくづく思う。

今もこうやって誰かが私の発信を読んでくれている。


周りの友達は、行動力の塊、や行動力の神などと、私を呼んでくれることがあるのだけれど、インターネットありきだと思った。笑




最後まで読んでくれてありがとうございました☺️

次回に続きます。


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