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家庭料理 以前に作った『ごっこ汁』です!

 以前にお家で作った『ごっこ汁』について、ご紹介です。

□はじめに

 この魚「ごっこ」を初めてスーパーでみたとき、こんな魚がいるんだと驚きました。今まで売っているのを見た事がなく初めて見た魚だったため、自分で捌いてみたい、食べてみたいという欲求が芽生えてしまい、思わず一目惚れして買ってしまいました

 どうやって食べるのか調べたら、「ごっこ汁」という食べ方と分かり、見様見真似でちょっとアレンジしながら、家族と作ってみました。

 魚の名前は、「ホテイウオ」といい、東北や北海道などの北の方で採れる魚で、通称「ごっこ」と呼ばれていて、『ごっこ汁』という郷土料理で食べるようです。ホテイウオの旬は、12月から4月頃だそうです。

□まずは、捌きます

 鱗はなく、全身がぬるぬるしています。身はプニプニで、ゼラチン質です。

 この愛嬌のある顔とボテッとした丸い姿です。可愛いと思うか、気持ち悪いと思うか、意見が分かれそうです。。

 まずは、腹を割いて内蔵と卵を取り出し、さらに、エラや胸の吸盤や尾を切り取りました。肝と卵も食べます。

 全身のぬめりを取り除くため、熱湯を全身にかけてぬめりを取り、エラの部分を捌きました。身が少し縮んでいます。

 取り出した卵です。とにかく大量にあります。卵は、全くぬめりはなくて、サラサラしていました。卵は、卵袋から取りだし水洗いします。

 身を適度に捌いてぶつ切りにして、卵とキモをそれぞれ分けて洗っています。骨は軟骨で包丁でそのまま切れます。これらが鍋の食材となります。


□お鍋にします

 冷蔵庫にあった鍋に向く野菜と、先ほどのごっこで鍋を作ります。出汁と醤油ベースの味付けです。(味噌ベースでもいけそうな気がしました。)

 冷蔵庫にあったはんぺんも入れてみました。おでんみたいですが、ごっこ汁です。(本来入れるべき食材が何かは分かってないため、適度に選んで入れてます。)


□お鍋を食べます

 とにかく卵がいっぱいのため、見た目が豪華というか美味しそうです。ごっこの身はとにかくプルプルしており、ゼラチン質な感じです。とくに味には癖が無かったですが、普通のお魚の身とは異なるため、好き嫌いは分かれるかもです。身体が温まる北国の冬の郷土料理を感じることが出来ました。美味しかったです。

□締めの雑炊です

 最後は、ご飯と溶き卵で雑炊にしました。これが一番美味しかった記憶があります。見た目も食欲をそそります。


□最後に

 この歳になっても、まだ日本にも、まだまだ自分が知らないような食材となる珍しい魚がいるんだなと感慨深かったです。

 日本の食文化、郷土料理は、本当に地域により様々な料理がありバラエティ豊かで、しかも美味しくて、本当に良い国だなと思いました。


最後までお読み頂きありがとうございました。😊





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