これは、全ての物事に通用する話である。

人間関係においても、恋愛でも、加点を狙うよりも減点を回避できている方がはるかに大事なのである。

①めちゃくちゃイケメンだけど、気遣い力がないし、トークが下手すぎる

②正直ちょっと不細工だけど、清潔感はあって、繊細な気遣いもできて、会話でストレスがない

①、②を比べた時に、レベルの高い女の子にモテるのは、圧倒的に②の人なのだ。

①は経験値の少ない若い子には通用するかもしれないが、少しレベルの高い女の子や男には全く相手にされなくなる。

それぐらい、「なんだこいつ？」と思われるような減点要素って致命的であり、絶対に改善した方が良いものなのだ。

長く、長期的に一緒にいようと思ったら、一過性の加点要素よりも、減点要素が少ない方が圧倒的に価値が高くなる。

残念ながらモテない人、人から愛されない人は例外なく、自分では気づかない減点要素が沢山あるのに、それらを改善しようとしないで、加点ばっかり狙おうとする。

その結果、空回りしてさらに対人コミュ力をこじらせていく。

これって、今思えば、スポーツでも勉学でも本当に同じだったなと思う。

スポーツでも凡ミスして失点を抑えることが何より大事だし、勉強も難しいことをしようとしないで、基礎を固めて取れる問題で失点をしないことの方がはるかに大事なのである。

上手く行っている人たちは、この事を理解しているため、日々、自分の課題点と向き合い、客観視を忘れない。

無理に加点を狙いに行こうとするな。

先ずは減点を虱潰しに減らしていこう。

それが秘訣だ。