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40代、服装を考える。「服を買うなら、捨てなさい」【2024.4.30読書感想】

私のクローゼットにはオールシーズンで20~30着程度の服がある。(部屋着と下着は除く)靴は6足以内をキープ。
ミニマリスト思考に学び、衣服は少ないほうが管理がしやすいと気づいてから試行錯誤を重ね減らしてきた。しかしファッションを楽しめているかと言うと微妙で、妥協している・・というのが近い。

40代を過ぎて、どんな自分でいたいかを再考している。どのような服を着たいか。あまり深く考えてこなかった。そもそも自分に似合う服ってなんだろう?10~20代は似合っていた服やメイクが、30代過ぎるとアレ?似合わなくなってくる。あれこれ買って試して・・と時間とお金のコストをかける前に、先輩プロの考えを学んでみようと思い本書を読むことになった。

結論:流行に踊らされず、洗練されたワンパターン自分スタイルを追求していく

服を捨てること、減らすことについてはだいぶできるようになってきていたので、前半部分は答え合わせのようにすらすら読めた。

断捨離や片付けが流行り、ただ捨ててもまた服が増えてしまうと言う人が多いのだそう。
「本当に必要な服」を見極められないと、いくら片づけても美しいクローゼットにならない。
そして本当に必要な服とは、バリエーションは必要なくて、自分が好きで似合う、週に何回も着たくなる服。ワンパターンでいい、ということ。

服は男と同じ。今の自分にしっくりくる服だけを持つ。昔の男(服)には「今までありがとう、楽しかった」と言ってお別れ。もったいないなんて思わなくていいと。著者のこの考え方好きです。

「自分に似合う」スタイルが、自分で感じている服なのかどうかもちょっと自信なくて、第三者の目線を取り入れようと、airCloset(エアクロ)を始めた。レンタルなので服を所有しなくていいし、コーデを試してみたい私には気楽でいいなと思った。

エアクロについては別途書いていこうと思う。

流行に踊らされていたなと思ったのは、服装のバリエーションを気にし過ぎという部分。バリエーションを増やそうと思って中途半端なアイテムを増やすよりも、偏ってていいので自分をきれいに魅せてくれる服「だけ」を持つ。そうだよね、男性はいつもスーツスタイルだってかっこいいのに、女子がいろんな恰好してないと・・っていうのは思い込みだなと思った。
雑誌やインスタでかわいい服装見れば「かわいい!私も着たい!」広告に踊らされてるなあとは思っていたけど、ズバッと言ってもらえてよかった。

ワンパターンに見えて微妙に形や素材を変えている、自分にぴったりのスタイルを、楽しみながら見つけたい。

また靴に一番お金と愛をかけようと本書にあって、これには心底同意した。「靴は土台。自分の生き方を反映する。履かなくなった靴は、私が捨てたもの。」なるほど。

今の私はスニーカーは履こうと思えなくて、たくさん歩く日も3cm~5cmヒールのある靴を履きたい。ペタンこ靴はかえって足が疲れる。足が小さくて履き心地がよい靴になかなか出会えないのが悩み。歩きづらいと履かなくなってしまうから、おしゃれよりも歩きやすさ重視で選んできた。それも間違いではないのだろうけど、これからはもっと欲張りになって、おしゃれも履き心地もあきらめなくていい靴を探し求めようと思った。
とにかく試着しまくることなのか、オーダーメイドがいいのか。靴探しの旅は続きそう。

服を選ぶときに、自分の体型を嘆いてしまうことが多いのだけど、まずは今の自分を受け入れて選ぶこと。その上で、ボディシェイプは続けて。また体型が変わったらそれに合わせて服も買い替える。そんなアップデートの繰り返しを楽しめる40代を過ごしていきたいなと思った。


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