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【社内報#4】レイアウト新人研修会をやりました

こんにちは! あっという間に6月。2023年も半分が過ぎました。新社会人の皆さんは、少しずつ慣れてきた頃でしょうか。4本目の「覧古考新」のテーマは新人研修会について。

4月某日、ロフトワーク本社に集められた12人のレイアウトメンバー。そのほとんどは3年以内にロフトワークに入社した若手メンバーです。そんなフレッシュなメンバーに向けて、CLO(Chief Layout Officer)ことチーフ・レイアウト・オフィサーのはじめさん自らが、ロフトワークやレイアウトについてお話ししてくれた新人研修会の様子をレポートします。

自分にとってクリエイティブ(な瞬間)とは何か、ロフトワークのユニークネスって何だろうと考えるメンバーたち

まずはロフトワークの歴史をたどる

レイアウトについて深ぼる前に、まずは我々が所属するクリエイティブカンパニー・ロフトワークの歴史についておさらいしました。

2000年に創業して以来、クリエイターとの共創を軸にさまざまなプロジェクトを手掛けてきたロフトワーク。意外と知らないロフトワークのはじまりについてインプットしつつ、会社としても、社会としても変革期を迎えている今、私たちクリエイティブ・カンパニーには何ができるのか、どんな仕事をしていきたいのか、ときにフレームワークを使いながら考えました。

レイアウトの歴史もたどる

そして今から約6年前、2017年10月にレイアウト事業部が発足。実は同年7月にはレイアウト事業部の発足に先駆けて、100BANCHがスタートしています。100BANCHのほうが先だったんですね。

「レイアウトが空間デザインだけでなく、コミュニティ運営に強みがあるのも100BANCHの存在が大きい」とはじめさんは話します。というのも5年間に渡って、100BANCHのリソース・マネジメントや企画ディレクションしてきた経験があるから。

また、コミュニティ醸成のための公募・インキュベーションプログラムも100ABNCHを原型にしながら、その後レイアウトが手がけてきたSHIBUYA QWSやAkeruEにもインストールされています。

さらに施設運営だけでなく、オフィス空間などこれまでレイアウトが手がけたプロジェクトを(ボツ案も含めて)紹介されました。一方でまだまだ組織としてのマーケティング力、企画力、実装力などに課題も。

企てる醍醐味を知ろう!お題は「未来の公民館を企てよう」

ここまでおよそ2時間ほど。はじめさんからの学びを経て、最後はグループワーク。お題は「未来の公民館を企てよう」。

- 人口5000人の地方都市、小高齢化はもちろん、産業は1次産業が中心、自然はある
- 班ごとに地域設定のサイトOK
- 統廃合で公民館や福祉施設が、統廃合や改修。公共施設の更新なども同時に動いている。
- 何を企てる?
- 「着眼点」を見つけるリサーチ(対話、自分の過去の経験、Google検索、インタビュー、AI)
- 自分たちで問いを立てよう
- 曼荼羅をつくる>班みんなで
- コンセプトを言語化する
- ユーザーシナリオを描く
- 全体の世界観、スケッチをかく

これを50分で考えて、5分間のプレゼンにまとめる! ハードでしたが、”企てる”難しさを感じながらも、楽しさを感じられた時間でもありました。

最終的にはそれぞれのチームの発表をリーダーたちにも聞いてもらい、レビューもしてもらいました。いつかレイアウトが公民館を企てる日も近いかもしれません。

宿題はエッセイ!出しましたか?

ボリューミーだったけど参加メンバーの満足度がとても高かった今回の新人研修。はじめさんから課されていた「今日の学びをエッセイにする」の宿題、皆さん提出できましたか?

今回は新人研修でしたが、ロフトワークには勉強会カルチャーが根付いていますし、レイアウトでもそれぞれの興味や強みを活かした勉強会が社内外で開かれていったら楽しそうですね!

Text, Edit: Moriya Ayuka (LAYOUT)
Graphic:Suzuki Hanami  (LAYOUT)

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