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こころの疲労

最近、こころから笑えない、と思う。
もちろん、友達や仲間と笑ったり、おかしいことが起きたら、一人くつくつ笑うことはある。

でも、なんか違うのだ。
気持ちが、暗い。
顔の表情が、消えてしまった。

原因は…ある。
家族との関係だ。
こころの通った会話が、できない。

うまくいっていない、と言いたいが言い切れない、それこそ微妙なラインにいる。
側から見たら、仲がよさそうに見える、がしかし、実情は…的な関係。
だからこそ、余計に辛いのかもしれない。

作り笑顔で、なんとかその場しのぎの会話をする。
夜、一人の時間になると、はぁ〜とため息とともに、ひどく疲れていることに気がつく。

ケガには絆創膏。
肩こりには湿布。
こころの疲労にも、そんなわかりやすい治療法がないだろうか。
ぺた、と貼ったらスーっと効くようなやつ。

一緒に過ごす時間が長くなれば、そんなもの。
みな口をそろえて言う。
たしかにその通りなのだろう。
でも私の場合、何か、大切な何かが、欠落している感じなのだ。

だんだん失われた、のではなく、最初からなかったのだ。
わかっていたのに、認めるのが怖かった。
あると思いたかった。
すべてのことを、善意に受けとめ、自分で理想を作り上げていた。
その理想に酔っていた。

かなりのお人よしだった、そしてバカだった、私。

もうここまできたら仕方ない。
そう腹をくくる覚悟を決めるのか。
それとも自分の気持ちに正直に生きていくのか。
とても悩むけれど、そもそも自分の本当の気持ちさえ、揺れてしまう始末。

とりあえず今日も一日、終了。
明日も、明後日も、毎日毎日、マスに一つ一つはんこを押していくように、ただ無機質に、こつこつ過ごしていけばよいのだろうか。
それが無難な生き方というものかしら。

この続きは、またそのうち考えよう。
明日は明日の風が吹く、かも。

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