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祖母を想うと、自分の事の様に感じる

祖母は既に、他界しています。
私と気質の良く似た、顔もなんとなく似ていて
可愛い物やきれいな物が大好きなところがあるけど
頑固な一面を持っている、
祖母のお話です。

多分、祖母の事については書きたい事が
多すぎるので、シリーズとなりそうです。
時系列は、ボンヤリとさせておきます。

百寿(紀寿)にまでは届かなかったけれど
長生きをしてくれて、家族に多くのものを
与え、のこしていってくれました。

私は、その内の1つ、2つを思い出しては
笑ったり、少し哀しんだり、不安にもなったり
しながら生きています。

亡くなった人に対して、特に家族であれば
少なからず【後悔】が心にある事も
多いのではないかと思います。

離れて暮らしていた私でさえ、そう思うのですから
一緒に暮らしていた家族は、と考えると
想像だけでは足りないでしょう。

夏とは、私にとっての鬼門の感覚です。
揺らぎやすく、過去のあれこれに心を傷めてしまうので
自分でも気をつけようと暮らしています。

書きたい事もいくつもあるのに、心が咎めてしまって
なかなか決心もつきません。
でも、事実として受け止めて来たいつかの
現実なのであまり、詳細には書かないです。

伝わる人には、伝わるかもしれませんし。
読まれる方にお任せいたしますね。

※誰かや何かを責めたり、責任を問うものではなく
起きていた事を記していきます。
(それ程、配慮したくなる内容でもあります)

かなり高齢でもあった祖母は、数年前に起きた事を
『なんか変な風邪』と独自の視点で見つめていました。
毎日、必ず朝刊を読んでいたので少しずつ
情報は入っている様でした。

久し振りに会った私にも
『何やら、おかしなカゼが流行ってるみたいだからお前さんも
気を付けるんだよ。』
と、帰り際に靴を座って履きながら
笑っていました。

この頃の私は、自分の中での価値観の崩壊が
始まっていたので、セカイのとらえ方が変わり始めて
いました。

たびたび、祖母は私にドキッとする
見透かした発言をしてくれるので
とても刺激に感じていたものです。

思ってても、なかなか言い出せない。
人に言うのも…何となく言い出しにくい。
そんな気持ちを打開してくれる存在って、
人生の中でたまーに
現れてくれますよね。

この感覚でした。
ちょうど、動画界の方にも御触れの様なものが
出始めていたので、現実でもマスクをし
ネットの世界でも仮想のマスクをしなければ
いけない流れに在りました。

よくよく、祖母と話してみると
(耳がめちゃくちゃ遠いですが💦)
祖母の中の感覚として
『なにかが、おかしい。』
と、思っていたらしくて私は内心
面白がっていたのを覚えています。

だって、祖母…私と感覚が似てる。
すごいなぁ、と感じつつ
1つの案が浮かびました。

今でこそ、もう叶いはしないのですが
祖母と一緒に対話をする
動画を撮ってみたいなぁ、と思ったのです。
私が愚鈍なせいで、叶えられずとなってしまった事が
残念でなりません。

耳が遠くなると、会話や対話の機会が
ぐっと減ると思います。
こんなに寂しい事はありません。
補聴器をあんまり祖母は着けたがらなかったので
家族は、それを知っていてよく注意していました。

聞こえない代わりなのか、詳しくは分かりませんが
人の事をジッと見る様になっていたと思います。
でも、視力も白内障や緑内障を発症すると
ますます見えにくくなっていきますし、
余計に見たくてジッと見るのだと思います。
(これらは私の推測です)

高齢になって、自分の体が思う様に動かせない
今までで着ていた事が、難しくなった。
私もこれからきっと、体験・体感していくのです。

駄目ですね、祖母の事を想うと胸が辛くなってしまうので
今日はこの辺にしておきます。

長々とお付き合いいただきまして有難うございました
( ^^) _旦~~

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