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働きやすい環境は発信から始まる

みなさんこんにちは。
今日は働きやすい環境をどうやって作るか、またそういった職場をどうやって見つけるかについて考えてみたいと思います。
特に私自身子育て世代で1児のパパですので、そういった点で考えてみたいと思います。


働きやすい職場とは

まず皆さんにとって働きやすい職場とはどういうものでしょうか。
例えば、フルフレックスで保育園の送迎や育児を優先しながら働けるや在宅ワークができて、業務以外の移動時間が少ないといった働き方の観点や、上司や同僚が育児によってMTG対応可能時間などが狭まってしまうといったことを理解してくれるカルチャーの観点、長時間労働をすれば評価されるわけではなく、きちんと成果を出せば評価してもらえる評価の観点などがあると思います。

さて皆さんの中でこれは絶対守りたい、これはそこまで重要じゃないといった観点があると思いますが、今はご自身の望む働き方ができていますでしょうか。
できてるという方もいれば全然できていなくて困っている・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どうすれば自分にとって大切な観点を守りながら働けるのかということについて私の経験も踏まえて共有したいと思います。

働きやすい職場を創る・見つけるにはオピニオンとエグジットが大切

私自身の経験をお伝えする前に、山口周さんの書籍を読んで、まさにこれだなと思ったことを紹介します。
組織を変えていくにあたって私たちができることはオピニオンとエグジットということです。
オピニオンはおかしいと思うことを声を上げていくとということで、エグジットは逃げるということです。
少し文脈は違うかもしれませんが、この考えがまさに私の実体験とマッチしているなと思いましたので、少しご紹介でした。

オピニオン

まず、私の経験としては、コンサルティングファームで働いているときに第一子が生まれ、育児や保育園の送迎といったことが必要になりました。
これが思っている以上に大変で、夜中寝ていない状態で電車に乗って出勤してと繰り返していると、体力的にも厳しいですし、結果として頭もうまく回らないというようなことがありました。
そこで、私はベース在宅ワークにするか、出社回数を減らしてほしいということをプロジェクトの上司に伝え、クライアントととも合意をとって、在宅勤務をベースにすることができました。
当時の私の上司もクライアントも、確かに保育園の送迎をして出社をしてとしていると、稼働時間も短くなるし、合理的に考えて在宅勤務のほうが成果が出るよねということでご判断いただきました。
ここで大切なことは何かというと、自分がこうしたいと思っていることは言わなければ誰にもわからない、言えば変化が起きる可能性があるということです。
周りの目が気になるといったことやだめだと言われたらどうしようと悩む気持ちもわかりますが、変えたいことを言えずにもやもやしている、帰れない状況のおかげで自身が疲弊していくということは誰にもメリットがないことですので、恐れずに発信していくということをぜひチャレンジしてほしいです。

エグジット

次にエグジットですが、これは転職をすることでその職場を後にしたということです。
これはオピニオンでご説明したプロジェクトが終わり、次のプロジェクトに参画したのですが、同じように在宅をベースにしてほしい旨を伝えました。
問題なく在宅ワークにできてよかったと思っていたのも束の間・・
ある時プロジェクトの上司から「特別扱いしてるんだからね」ということを何の気なしに言われ驚きました。
ほかの同僚は同じようなケースが社内でもたくさんあるので私の働き方については特に気にしていないように見えたのですが、肝心の上司だけはかなり不満だったようです。(同僚がどう思っていたのかはわかりません・・笑)
しばらくその状況が続き、このまま働いていても気持ちよく働けないなと思ったこともあり、他のプロジェクトに移ることや社内異動を考えました。
しかしながらどうせ変わるなら他の会社も見てみたいと思い、他のコンサルティングファームへの転職活動を始めました。
その際に、私は基本的に在宅ワークをしたいこと、朝と夕方は保育園の送迎でMTGに対応できない時間があることを伝えたうえで、選考を進めました。
最終的に数社内定を頂きましたが、どの企業でもそんなことは当然だから気にしないでよいよ、私もそうだよというようなお声がけを頂きました。
で実際に入社してどうだったかというと・・
想像以上に在宅ワークと保育園の送迎で朝晩をブロックしている人が多くいました。
最初にお伝えした働き方の観点も守られ、カルチャーの観点はもはやどうせ世代はほぼ全員同じ環境、評価の観点ももちろん問題なく。
(実はほかの理由で居心地がよかった会社から転職しているのですが、その話はまた今度笑)

まとめ

いかがだったでしょうか。
私自身の経験としてオピニオンとエグジットについて共有させていただきました。
大拙なことは自分にとって大切な観点や価値観は何かを理解すること、そしてそれをきちんと周りに伝えること、それでも実現できなければほかの部署や他社を探すこと。
思った以上に自分の望む環境はあるものです。
少しでももやもやしていたらまずは上司と話してみることをお勧めします。

それではまた。

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