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【四柱推命】生まれたこどもの性格を鑑定してみた

生まれたばかりの長女の育成方針のため四柱推命を活用してみるよ!

娘のきーちゃん。

ふさふさの天然パーマと目力の強さが愛嬌。

きーちゃんの命式

素人目線の所見を列挙してみる。

  • 水・土が多くて火が欠けている(蔵干に丙1つあるくらい)

  • 自星(この場合土)が強い

  • 正財が天干に出ておりお財布の紐は緩め(出ていきやすい)かも

  • 火が欠けており、用神の点においても「火」は重要

五行バランスを図にしてみた

日干を助ける自星と印星のうち、印星(赤部分=火)が欠けているので五行周流ではない。

四柱推命では五行のバランスを取れた人をあらゆる面で秀でた賢者と呼び、心身ともに平凡に送れる運命の持ち主といったりするが、

このような尖った五行バランスの持ち主を「個性」として、山あり谷ありの波乱万丈だけど飽きない人生を送れる運命の持ち主とする捉え方もある。

財星にあたるのがこの場合「水」になるが、
土が水を強く剋すので、お金には恵まれるかもしれないものの、上述したように大量に稼いで大量に出ていくタイプかも。

性格・価値観

性格や価値観の部分は、日干・五行のバランス・月支蔵干の面で読んでいきたい。

日干からみた性格

きーちゃんの日干は「己」。

「己」さんは湿った土を連想させる、柔軟で器用、温和で穏やかな性格。

何事も受け止められるクッション性が高いが、心の内面(土の中)を覗くと複雑な事情を抱えていることも。

「戊」のようなどっかり佇む男性的な力強さではなく、女性的な母性のある柔らかい土壌の持ち主だ。

日干含めて己 × 3なので、頑張り屋で自尊心が強い努力家だろうという予想がつく。いっぱい褒めてのびのび育ててあげたいところ。

五行バランスからみた性格

孔子が説いた「五常」

五行バランスから見た性格について。
きーちゃんは「土」と「水」=「信」と「智」の精神に富んでいると思われる。

つまり、一度信じると決めたものは対象が人でも物でもそれ以外でもブレない(信仰心っぽいところも)。人からの信頼を得るのも得意。

一方で、水のようにアイデアが湧き出たり、勤勉で理解力に優れている面も併せ持つ。

「火(=礼)」が欠けているので、礼儀礼節に無頓着、とまでは言わなくても、縦社会よりも横に広がる上も下もない平等な関係が好ましいのかもしれない。

月支蔵干からみた性格

最後に、月支蔵干について。
きーちゃんの月支蔵干は「偏財」で、人当たりがよくサービス精神旺盛な社交性の持ち主といえる。

狭く深い特定の人と信頼を確実に築く「正財」と比べて、広く浅く幅広い面で縁を築くタイプ。

身旺・身弱の判定

◆ 「」の「」月生まれ
→ 月令は「得ていない」 (因)

◆ 日干「」と年日時地支の関係
→ 日時の地支「」から日干「」が生じられる(強められる)

◆日干「」と年月時の天干の関係
→日干「」を生じる天干は無し

その他、三合・方合等の有無も兼ねて判断すると、きーちゃんは「身弱」となる。 

身弱の場合、人に雇われて与えられた役割の中で実力を発揮するのが得意なので、自営業よりもサラリーマン向きといえる。

いずれにせよ、自分をうまく生かしてくれる環境で能力を発揮することができるタイプ。

月支蔵干が「偏財」なので、得意分野を活かそうと思ったらパソコンとにらめっこするより人と面と向かうような職種が向いているだろう。

↑身旺・身弱の判断の参考にした書籍

まとめ

きーちゃんをざっくり四柱推命で性格を中心に読み解いてみた。

ここから育児に活かせそうなことは、得意なことと苦手なことがはっきりしているタイプのため、強みを褒めてどんどん伸ばしてあげたいところ。

己の土は万物を育む土壌なので、土の状態次第で育むものの質も変わってしまう。
温厚な性格で優しい子と予測できるものの、内面がどんな状態か(土の中が腐ってないか、栄養が行き渡っているか)は注視したい。

価値観を大きく左右する月支蔵干の「偏財」は奉仕の精神も高いので、ボランティア活動向き。両親の手伝いをしてくれたら大いに感謝の気持ちを伝えていくといいかもしれない。


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