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突然生まれる“怒り”という感情をおさえたい!

ふとしたことで、「いらっ!」と心が動いてしまうことありませんか? 私はあります。怒ってしまうのは自分でも気分が良いものではないので、なるべくなら避けたいのに、なぜか突如生まれてしまう【怒り】。

今日はその【怒り】について、なんで起こるの? どうしたらおさえられるの? ということを考えてみました。

なぜ“怒り”という感情は生まれるのか?

怒りというのは、二次感情と言われていて、何か別の感情(一次感情)が生まれることにより、それと連動して発生しているようです。

一次感情とは、不安、苦しい、痛い、疲れた、寂しい、悲しい、悔しい、など。(他にもいろんな感情があります)

例えば、仕事が終わり帰ろうとしたら、上司から急に本日期日の仕事をお願いされて「いらっ!」としてしまうのは、帰ろうとしたのに帰れない悲しさや、疲れたという気持ちから生まれる怒りかもしれません。

“怒り”を解消するには一次感情に注目する

では、その“怒り”を解消するには、“怒り”を解消しようとするのではなく、“怒り”が生まれた原因である一次感情に注目することが大切です。

先ほどの例えで考えると、退勤直前に仕事を依頼されたときに感じた怒りを解消するには、帰ろうとしたのに帰れない悲しさに注目し、「こんな日もある、仕方ない!」「早く終わらせて30分後には帰るぞ!」と気持ちを切り替えることで悲しさが減り、怒りが減るのかもしれません。(とか書きながら、すぐに切り替えは難しいよな~と思っています。)

一次感情が分からなくなるとき

私は普段から、なるべく一次感情に注目するようにはしていますが、一次感情を見失うというか、自分が本当はどのように感じているのか分からなくなることがあります。

例えば、彼と同棲していたときに、家賃も光熱費も生活費はすべて私が出している上に、家事もすべて私が行っていたことに怒りを感じていました。

なぜ怒りを感じていたのか? と一次感情に注目すると、
・自分を大切にしてくれていない「悲しさ」
・このままの関係で良いのかといった「不安」
・仕事も家事もこなし、家事は自分と彼の二人分で「疲れた」
など複数の一次感情が入り混じっていたように思います。

だからこの時の怒りを思い返したときに、いつも自分の感情を見失うのですが、一次感情は複数ある、と理解しておけば感情を見失うことはなさそうです。(多分)

人の感情に、良いも悪いもない

怒りについて調べていく中で、【人の感情に、良いも悪いもない】という言葉を目にしました。

私は“怒り”は良いものではないから、感じない方が良い! 感じない自分になる! なんて思いながら記事を書き始めましたが、【人の感情に良いも悪いもない】という言葉が胸にストンと落ちました。

悪いものだからなくそうとするのではなく、自分が感じた感情を素直に受け止め、だけど怒りを長引かせるとしんどいから、早く落ち着かせるために、一次感情に注目しよう! と思いました!

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