時計じかけのオレンジ/パルプ・フィクション
映画「時計仕掛けのオレンジ」みた。
10年くらい前に見て、「めちゃ怖暴力映画」ぐらいの記憶しか残ってなかったが…。
思った以上に構成がちゃんとしてた。
第一に、ストーリーがめちゃくちゃ面白いエンターテインメントとして成立しまくってた。
その中に、”オシャレな暴力”が入っちゃってるから「めちゃ怖暴力映画」なのだなと思った。
こんなにスルッと入り込ませちゃあかん……こんなん、”オシャレな暴力”をスルッと受け入れちゃうし、暴力好きになっちゃうし、暴力真似したくなっちゃう。
オシャレのパワーはすごい。善悪を超越して「オシャレなら正義」になっちゃうからな。
そういう意味で問題作なのだなと納得した。
ちなみにそんなに怖くはない。ホラーが観れない人(私)でも観れる。
あと、画面がひたすらおしゃれでどこをスクショしても成り立つ美しさなので永遠に観てられる。
永遠に観てられる……と思って同監督「2001年宇宙の旅」も観てみたけど寝落ちした。
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ずっと家にいて寝てるだけなので「食」ぐらいしかエンターテインメントが無い。
ベトナムではなんでも簡単にデリバリーできるのだが、自炊した方が満足度が高いのでなるべく自炊してる。
たまに発作的にデリバリーサイトを見漁る時は
「チーズ食いてええ」「パン食いてええ」
と思ってるので、
「自分の外食欲は『チーズ欲』と『パン欲』なのだな」
「ってことは、朝チーズトーストを食べれば外食欲がほぼ消えるな」
って思って実践したら本当にそうなったのでウケた。
ただ逆に言うと、『チーズ欲』と『パン欲』を刺激されると弱い。
アメリカの映画を観ると高確率でハンバーガーが登場するので、今月は二度、ついうっかりハンバーガーをデリバリーしてしまった。
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