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『食べるということ』についての話

食べるということをどう捉えるか

みなさんは食べることをどう捉えていますか?

よく言われるのは『食べることは生きること』とかですかね。
ま、人間は食べたものをエネルギーにしたり、身体(細胞)をつくって生命を維持しているので納得の言葉だと思います。

そんなこと考えずに、食べることは娯楽だとか、生きがいだとか、ストレス発散だとか捉えてる人もいるだろうし、何にも考えずに本能的な行動だと捉えてる人もいるかもしれません。

たしかに食べることは娯楽だというのは分かります。食べることは本当に楽しいです。
見た目、味、匂い、食感、様々な感覚を使って楽しむことができますし、そこに楽しめる要素が確実にあります。

そして何より空腹から食事をとることの充実感というか達成感というか、その満たされる感覚はたまらないものです。

ここまでで食べることが生きる上で必要なことであり、楽しいことは分かります。

では、生きる上で必要なのだし、とにかく好きに食べ続けていけば楽しさがずっと続いていくのでしょうか?


自分は確実に違うと思います。

単に『食べること』だけでは少々具体性に欠けます。
もう少しそれをクリアにすることで必要なことが見えてきます。

『何を』『どれだけ』『どんなタイミングで』食べるかが重要なのではないでしょうか?

いつでも本能の赴くままに好き勝手に食べていればどうなるかは分かりますよね。

例えば、その1つの結果が肥満、そして糖尿病です。

一度、病気になってしまえば食べられるものが極端に制限されます。
つまり食べることを楽しめなくなってしまうのです。
それどころか命の危険さえ脅かされてしまうこともあります。

食べることは楽しく生きることだと、好きに食べた結果、生死が関わるほど苦しめられていく。

これは本末転倒だと思います。

では、どう食べることを捉えて、食べることとどう向き合っていけばよいのか。

どんなものを、どれくらい、どんなタイミングで食べるのがよいのか。

絶対的な答えはありませんし、今回は具体的に食べているものなどについてはあまり詳しくは書きません。

しかし
自分がどのように考えて行動してるのかをこのnoteで紹介したいと思います。


自分は、時にはラーメンにライスをつけるなど糖質をガッツリ食べたり、飲み会では、我慢することなく、たくさん飲み食いをしています。

それなのに体重や腹囲はもちろんですが、シックスパックのバキバキボディまでも維持できてます。これは自慢でもありますし、自分の自信にしてるところでもあります。


筋トレを継続しているのは1つ要因としてあると思いますが、食事に対する考え方や行動の部分もやはり要因の1つであると思います。

ダイエットやボディメイクは食事で決まるといっても過言ではありませんから。

シックスパックはキッチンでつくる

という言葉もあるくらいです。


今回は


☑️食べる前、食べた後の考え方と行動
☑️食べないという選択肢をもつ
☑️空腹を楽しむ
☑️決めたならとことん食べてやれ

↑のような順で好きに書きます。
ま、個人の見解でもあるので、あくまで参考ということで読んで頂ければと思います。


☑️食べる前後に考えていること

自分は何かをガッツリ食べる予定がある時は、まずは、そこまでの食事量を調整します。


もちろんですが、そこで空腹になることがあります。
しかし、ガッツリ食べる予定があるのにも関わらず、普段通りの食事をしてしまえば、どう考えてもカロリーオーバーになってしまいます。

ここに気をつけたいのは、それが分かってながらも空腹に我慢できず何かをつまんでしまいがちなこと。
実はこれがマイナスに作用してしまいます。少しでも食べてしまうことが食欲のスイッチを入れてしまい、少しだけで終える予定が止まらなくなってしまったり、我慢できたとしても空腹が余計に辛くなったりしてしまうことがあります。

『少しだけ』と、お腹を満たそうとすることが逆の効果を身体に与えてしまうのです。
だって手を伸ばせば食べられるんですからね。
さすがに脳はそれを知っています。
また自分の想いとは無関係に身体に反応を出すのが脳でもあります。

ここで自分はどうするか。
基本的には、とにかく食べないようにしてます。
敢えて食べられない環境に身を置き、食べることを忘れるくらい楽しいことに没頭します。

ただ、これでも我慢できない時があります。

楽しいことを楽しめないくらいの空腹。
それくらいの空腹の時の辛さも確実にあるのです。

空腹についてはまた後で書きますが、自分がよくやるのはプロテインを飲んだり、ガムを噛んだりすることです。

特に空腹時には、よくガムを噛みます。噛むという動作をすることで、空腹を紛らせるというよりは、逆に食べている擬似感覚を身体に与えます。

またプロテインを飲むのは、低カロリーに高タンパク質を摂取するということで、摂取すること自体を健康という面でのプラスに持っていきます。

このようなことが、自分の食べる前に考えたり行ったりすることです。

ここからは食べた後のことです。

自分はたくさん食べた後には、なるべく早いうちに(食べたのが夜なら翌日)摂取したエネルギーや栄養を燃やしたり、筋肉に変えたりするという考えをもつようにしてます。

昨日はあれだけ食べたからこそ、今日は動こう!とか今から筋トレしよう!とかという意識をもち、行動に移します。

幸いなことに一食を暴飲暴食したところで、すぐに体脂肪として身体に蓄積されるわけではないことが科学的にも分かっています。

暴飲暴食が何度も続いて、あまりあまったものが体脂肪として蓄積されるのです。
ならば翌日のうちにそれを燃やしたり、筋肉に変えたりするような行動を取れば、チャラにもなります。
いや、チャラどころからポジティブな変化にも繋げられるのです。

だから自分は暴飲暴食の翌日はかならず運動をするように心がけてます。

そしてもう一つが、翌日は最低でも一食、できれば二食を抜きます。
昨日のエネルギーがあるうちになるべく新たなエネルギーをとらないようにするのです。なぜなら昨日摂取した膨大なエネルギーが残っているのですからね。

これらが自分の食べる前、食べた後の考え方と行動です。
日によって多少変わることもありますが基本的にはこんな感じです。


☑️食べないという選択肢をもつ

みなさんは1日に何回食事をとりますか?

よく健康のために三食を規則正しく食べましょう!などと聞くことがありますが、本当に1日に三食が必要でしょうか?
よく三食というのはエジソンがトースターを売るためにつくった説とも言われてます。

ちなみに江戸時代までは1日二食でした。

ここで考えてみると江戸時代には、移動手段として車や電車はもちろんなくて、家事なども全て人の手で行われていました。
そんなテクノロジーのない時代に二食で人間は十分生きることができていたのです。

テクノロジーがない時代だからこそ、この時の人の1日の活動量は今より遥かに多いはずです。
それなのに三食ではなくて、二食なのです。
人間の身体の仕組み自体は、何万年も変わっていません。

たしかに江戸時代よりも現代は長生きをするようにはなったと思いますが、それは食べ物だけでなく医療の発達や衛生面の向上も関係してると思います。
逆にガンなど昔はなかった病気が現代では人々を苦しめている状況です。

となれば、三食という枠に捉われずにいてもよいのではないでしょうか?

成長期の子どもたちは身体を成長させなければならないので、三食必要かもしれませんが、大人が三食食べてしまうと活動量に対してカロリーオーバーや糖質過多になりがちです。

だからこそ敢えて食べないという選択肢をもちませんか?

あ、今日はお昼食べてない!今からなに食べようかなー

でらなくて、今日はお昼食べてない!今日は二食でもいいかなー

ってな感じです。

ちなみに断食が身体にプラスの効果をもたらすというようか話もあります。
食事にあまり困ることのない飽食の時代だからこそ、食べないというマイナスがプラスにも働くかもしれません。

自分自身は数年間、朝食を抜く生活をしましたが全く健康面で問題はありませんでした。
(正確にはプロテインとサプリのみ)

むしろ最初の方で何キロか体重が落ちたくらいです。

まとめると二食をお勧めしてるわけではなくて、三食に捉われずに食べないという選択肢をもつことがプラスの効果をもたらすことがあり、実は大事なのではないかということ。

ちなみに食べないことにリスクを感じる人に伝えたいのは、食べることもノンリスクではなくて、食中毒の危険性もあり、消化のために様々な臓器を疲れさせるというリスクがあると言えます。


さて、三つ目です。

☑️空腹を楽しむ

これは、本当に難しいことの1つ。
自分自身もここに辿り着けないこともしばしばですね。

みなさんは空腹を楽しんでますか?

↑なんか、ちょっとおかしい質問ですよね。

空腹は、脳から身体に出す反応であり、お腹が空いていてエネルギー不足だから何かを食べないといけないよ!っていうサインなのですけど、本当にエネルギー不足なのでしょうか?

食べないと本当に倒れてしまうのでしょうか?

それは違います。
そうであれば、食べるものが一時的になくなるような環境では人は生きられませんし、断食が健康によいという話も生まれないはずです。

しかし人間は現に少々食べなくても生きていますし、断食という方法もずっと行われています。

それは、人間は身体に蓄えた筋肉と脂肪をエネルギーに変えることができるからに他なりません。
しかし脳はこの脂肪や筋肉をエネルギーとして使うことを嫌がるのです。

大昔に食べ物が十分に確保できない時代の名残でしょうか。
それを使ってしまって身体にあるエネルギーの貯蔵が尽きることを脳は恐れているのです。

だから例えば、たくさんの脂肪をエネルギーとして蓄えている人でも、食べない時間が続くとエネルギーを欲して空腹のサインを身体に出すのです。

自分はこれを脳から発せられる『空腹という名のまやかし』と呼んでいます。

身体や脳の仕組みを知り、こんなキャッチーなネーミングをしてるからこそ、このまやかしを自分は楽しむように努めています。

空腹がキタキターーー!って感じです。

なぜなら脂肪を分解してエネルギーとして使いますよというサインにもなり得るからです。
(※筋肉も使われてしまうことがあるので注意)

さらに食事の楽しさは、空腹があるからこそ振れ幅が大きくなり、楽しめるとも思っています。
特に美味しいものを食べる予定があるなら、現在の空腹は、その料理の美味しさをアップさせる調味料にすらなり得ます。

こうやって自分は空腹を楽しむように努めています。※できないこともありますが。



それでは、最後です。

☑️決めたならとことん食べてやれ

もう言葉の通りです。
自分自身に食べることへのマインドセットを行い、マイルールをつくったなら食べる時はとことん食べることが大切です!

ここまで書いたように
食べる前の行動と食べた後の行動を変えればいいだけなのです。


一回の暴飲暴食では体脂肪には変わりません。


だからこそ思い切って食べまくったり、飲みまくったりしてストレスを発散することも時には大切です。
お腹も気持ちも満たしてあげましょう!

そして、それを運動や筋トレの意欲と変えてあげましょー!
最後になりますが、どうせとことん食べるならお金もケチらずに美味しいもの食べましょう!

それは糖質と脂質に塗れたものだけじゃなくて、旬の素材を味わうことです。
※時にはジャンクなものもいいと思います。

#美味しくないもの食べてる場合やない

↑自分の好きなハッシュタグでもあります。


さぁ、年末年始はどうしても暴飲暴食しがちな時期です。
自分から少し厳しいアドバイスをするとしたら、例えば毎日夜に飲み会があったとしても朝と昼に調整はできるはずです。
暴飲暴食の翌日に運動や筋トレだって隙間時間を使えばできないことなんてない。

お正月太りという言葉を自分を甘やかしたり、納得させたりする言い訳に使ってはいけません!
そんな言葉に甘えずに一年のスタートをよい形で切りましょう!

食べることは生きることであり、楽しいことである

それを証明するためにもこのnoteが何かの役に立つことを祈っています。

長文読んでくださり、ありがとうございました!

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らいざ


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