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憑依現象に、真の地域医療連携を見た!

先月、ある霊能者?の方から、
僕に、ヤバいのが取り憑いている!
青い車に気をつけて!
という忠告をもらったのです。

その日に限って、行く道、行く所、
青い車ばっかり!!
囲まれている!(笑)

ということで、
ある指定のお祓いを奨められましたので、
まぁ、この機会にちゃんとしておくのも悪くない、と思って、お祓いに行って来たのでした。

その後ですか?
うん、調子は良いですよ。
青い車にうなされることはなくなりました(笑)

憑依という現象は歴史が古く、多くの精神医学者も研究の対象にしてきました。精神病理学的には、多くは解離性障害との関連になるようですが、その他にもいくつか精神医学的な鑑別診断が必要かと思います。

また、これも先月、奈良市で腕がいいと定評のある精神科診療所の先生から、面白いお話しを聞きました。

祈祷師さんから、ここの診療所に行きなさい、と言われて僕の診療所を訪ねて来られた患者さんがあったよ、と言うのです。

祈祷師さんから紹介される精神科医がいるとわ(笑)
なんとも、先生もさすがですが、祈祷師さんも自身の力量や守備範囲をわきまえた、優れた方だったのでしょう。

それこそ本物の、地域医療連携だと思ったのでした。

今日のことば

私自身、患者にお祓いを奨めこそしないが、医者に隠れてお祓いを受ける人がたくさんいることは心得ている。
そして、時にはそれが効を奏する場合もないわけではない。
シャーマン的治療は、患者にある種の意識変容を起こさせることが多い。
その変性意識の中で、患者がさまざまな癒しの体験をするのである。
- 安克昌

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