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こどものセッション、おとなのセッション

この前、ボランティアで参加させていただいている、
こころの相談があって、とてもよい時間をいただきました。

プライバシーのため内容を大幅に変えて、
僕の体験として、エッセンスだけシェアさせていただきます。

小学校の男の子から、友達関係の悩み相談でした。
同席してくれたママさんが、状況説明をしてくれます。

学校やカウンセラーに相談し、親同士でも色々話し合い、
一旦解決してもまた、また困った友達で悩まされるのだといいます。

いったい、どうしたらいいんでしょうか!

…そんなこと、どうしたらいいかは、僕なんかに、
もちろん、さっぱりわかりません(笑)

でも、まずは、男の子に聞いてみることにしました。

いま、ママさんが話してくれたこと、、

自分ではその子のことを、
どんなふうに感じたり、思ったりしてるのかな?

すると、

…すごく嫌!

と、教えてくれるじゃないですか。

お!?
これは、いいですね!
いけるかも。

というのは、
大人だと、こんな素直に感情を出すこころを、忘れています。
大人の場合は、こんな感じ。

本当は、どんなふうに感じてるんですか?

相手にも事情があるとは思うんですが、~~
私のこんなところも悪いんでしょうけど、、~~~
どういう意味であんなことするか、わかりません、~~
どう対応したらいいんでしょうか~~

ってな感じで、
自分の正当性を説明しようとしたり、
自分を責めてぐるぐる思考にふさぎ込んだり、
状況を理解しよう解釈しようとしたり、
対策に先走って、感じないままにしたり、、、

つまり、
素直な感情が何かが、わからなくなっている。

嫌なもんは、嫌!
「でも」、も、「なぜなら」もない。
ごめんけど! 大嫌い!

とうことだけですね。
おー、大人とは違うなぁ、と思い、

ちゃんと、自分の気持ちがわかって、えらいね~~、と、
感動を伝えました。

それは、友達や大人に聞いてもらったりしてるの?
・・・(ううん)

えらい!
ちゃんと相手を思いやる大人の配慮も身につけている。

そこで、試しだと思って、
感情解放の手順をアレンジしてやってみることにしました。
お母さんにも協力してもらって、一緒にトントンとすると、、

ポロポロ、、
たくさん、
涙。涙。涙。

いいですね~!
涙はこころの毒出し。
これも大人だと、そんな簡単には出てくれません。
子どもはいいですね。

自分の気持ちを大事にしてもいい。
嫌とか怒ったりは、悪い子だからじゃなくて、
大切な自然な気持ちだから~。

トントントン。

どんな感じ?と聞くと、
男の子は、
ほんとにそう思う!
というような元気顔。

ママさんも感動して、
子どもの気持ちを聴いてあげるのを忘れてました!
と涙されていました。

これから、現実の問題はわかりません。
でも、自分の本来持っている自然のちからと一致すると、
余計なトラブルを招くことは減るでしょう。

幸運を祈る気持ちで、サヨナラでした。

大人の場合だと、こんな素直な反応に出会うのは、
半年とか1年位かかけて、やっと1回か2回くらいのものです。
核心に触れる時は大人言葉は、あまり必要じゃないのです。

たまたまの幸運もあったのでしょうが、
子どもは早いなー、
と、嬉しくなったのでした。

めでたしめでたし。




おまけ:表紙写真
久しぶりに粉もん屋八さんのたこ焼きで、お昼ごはん。
僕のお気に入りは、こってり豪華、
みそ味にして、さらに油かす追加イン!
あー、贅沢なひとときでした(^^)





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