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WEBライター、バブル時代を生き抜くには!?

「WEBライターは在宅で稼げる!!」

最近、WEBライターバブルが来ています。Twitterなどを見ていてもWEBライターでフリーランスになって3ヶ月目で月数十万円以上稼いだ。なんて投稿が毎日流れてきます。

そして、そんな投稿に煽られてか初心者WEBライターの数も非常に増えています。これは喜ばしいことなのでしょうか? WEBライターを生業としている身としては複雑な心境です。

なぜか?

それはバブルはいつかは弾けるからです。

バブルが弾けた時に、生き残っているのが本物

かつて、日本経済にバブルが訪れた時には、見事に崩壊して不良債権を抱えた企業が倒産や破綻に追い込まれました。もともと人々は見えない虚構に夢を見ていたからです。

多くの企業がバブル崩壊により影響を受けましたが、たくましく生き延びた企業やその波をくぐり抜けて成長を続けた企業もたくさんあります。

WEBライターも同じで、今は「稼げる」という煽りの影響を受けてバブルのような状態になっています。これが弾けた時に、生き残ったライターこそが「本物のライター」なのだと思います。

生き残るためには読ませる文章を書く

ライターとして、書き手として生き抜くためには「読ませる文章」を書くことです。「書きたい」から書く文章ではなくて「読みたい」文章。これを書けるかどうかだと思います。

人気芸人やタレントも、自分がやりたいネタではなくて、お客さんが「求めている」ネタを作りませんか? 優れた俳優さんは自分が演じたい演技を演じるのではなく、「大衆が求めている」演技を演じます。

そこがプロとアマ、淘汰されるか、されないかの違いなのではと。どれだけ読者目線で文章を書くことができるかどうか、が重要なのです。

テキストベースはなくならない

バブルが弾けるもうひとつの懸念材料が、5Gの時代が来ることです。簡単にいうと5Gの時代が来ると、動画再生が爆速になり今よりさらにテキストよりも動画の需要が伸びるだろう、という予想です。

実際にそうなるでしょうし、携帯電話からスマートフォン、ブラウン管から液晶テレビに変わったように時代の流れには逆らえません。

ですが、かつてTVが普及した時も新聞はなくなりませんでした。Kindleが登場しても結局は紙ベースの読み物も一定の需要があります。数は少なくなったけれど今でも新聞は発行されているし、紙の広告も現役です。

結論をいうと、動画の時代は来る。でもテキストベースの需要はなくならない。ということになります。テキストの量が減ることは避けられそうではありませんが、未来はどうなるか誰にもわかりません。

あなたはどう思いますか?

あとがき

かつて仮想通貨が流行ったように、何にでも流行り廃りがあります。今WEBライターはちょうど、流行りの時期にきているのでしょう。これが弾けたときにどうなるのでしょうか。

思ったように稼げなくて、WEBライターという職業が憎まれるのか、はたまたみんな稼げてしまうのか。

ひとついえることは、何をしても成功する人は成功するし、失敗する人は失敗します。聖書にもこんな言葉が存在します。

富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる

聖書とは思えないくらい残酷なこの世の真理をついていると思いませんか。書き手なのか読み手なのかに関わらず、自分の在り方を考えていきたいものです。

k.okajiy

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