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心理的盲点とは?人々が気がつかない心のトリック

人は案外、自分の都合の良いものしか見えていないし、聞こえていません。

そんなTweetを今朝しました。

心理的盲点の事を専門用語で「スコトーマ」と呼ぶのですが、実は世の中スコトーマだらけなんです。

たとえば、人間の視界には常に自分の鼻が入っています。でも普段は見えていません。というか見えないようにしているんです。

でも、「自分の視界には鼻が見えている」と聞くと、いきなり視界に入ってきませんでしたか?

この現象に気がついた人は自分の視界に鼻が見えるので「うっとうしい」と感じるでしょう。

こんな事は常日頃、どこでも行われています。

僕はライターの仕事をやっていますが、インタビューを収録するときによくこんな事があります。

現場で音声を収録している際には、対象の相手の声しか聞こえなかったのに、家に帰って音声を聞いてみると急に周りの雑音が気になる…という現象です。

これは、現場では相手の声に集中していたので、周りの雑音が耳に入っていなかったという状態。でも雑音はそこに存在しています。

これが心理的盲点です。

他にも、街中でSNSで誰かが紹介していたからお店の看板が目に入り、思わずお店に入ってしまうという経験がある人も多いかと思います。

でも、そのお店がある道は毎日通っていたのに、今まで気がつかなかった。

SNSでおすすめされているのを目にしたから意識されるようになって、心理的盲点が外れたのです。

そういったこと、結構身の回りでもあるのではないでしょうか。

逆に言えば、心理的盲点は誰もが必ず持っていますが、簡単に外れるものでもあります。

先に紹介した

・実は視界に常にある鼻
・インタビュー取材の音声

などが典型的な例です。

これはビジネスチャンスでも同じ。

チャンスはその辺りに転がっているのに、意識していないと目に入ったり、耳にしたりしません。

逆に、チャンスを物にする人はビジネスチャンスの心理的盲点が外れています。

毎日、意識しているといかに自分が心理的盲点に囚われているか気が付くはずです。

ぜひ、いらない盲点は外して見えている世の中を広げていきましょう。

参考になりましたら。

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