はじめに

　この度は数ある記事、作品の中から本作品（「リザエレ！　エレミネイション＋ウィンクルム」）をお手に取っていただき、心より感謝を申し上げます。

　度々のお願いで恐縮ですが、お読みいただく際の注意事項を以下に添えさせていただきます。

　本作品は現在『note』のみで連載しております。その他のブログサイト、小説投稿サイト、イラスト投稿サイトでは連載しておりません。この作品は一部無料にて公開しているものですが、掲載されている画像、文章などは著作権フリーではありません。無断転載、コピー、加工、スクリーンショット、画面収録、ＡＩ学習はお控え頂くよう、ご理解の程よろしくお願い致します。

　この作品の物語はフィクションであり、登場する人物、場所、団体は実在のものとは一切関係ありません。また、特定の思想、信条、法律・法令に反する行為を容認・推奨・肯定するものではありません。本作には、演出上一部過激な表現が含まれております。お読みの際は、十分ご注意ください。

Chapter ９２　「ごめんなさい」

　どうして、こんな辛いことが次から次へと起きるの？

　何もかも全部、この状況を招いたダークハンドラたちのせいにしたい――けど、それだけでは片づけられない。

　『お前さえ来なければ――』

　そう、わたしにも責任がある。

　学校なんて行かずに、おばあちゃんの家でずっと引き籠って好きなことを好きなだけしていれば、この街に来なければ、あのままイヴィディクトに殺されていれば、好奇心さえ無ければ、リザエレのみんなと知り合わなかったら、こんな悲劇を目の当たりにしなくても済んだのに……。