見出し画像

しがないOLのバレンタイン事情

バレンタインの話をガッツリすることってあまりなかったような。
ありのままを書き残してみる。


義理チョコ編

バレンタインデーの義理チョコ論争はよく耳にするものの、一度始めたことなのでやめるという選択肢はない。
いつも職場の皆々様には気遣ってもらっているので、こういう場で感謝の意を示したいと思い、今の部署に異動してきた1年目から始めたと記憶している。
なんだかんだでみんな嬉しそうにもらってくれるし、(今日も上司がイェーイ!と言っていた)なんだかんだでチョコレートを選びに行く時間は楽しい。

予算内でそこそこ量がありつつ、一番パッケージが可愛いものを選んでいる。あ、でも大人の男性に渡しても浮かない可愛さね。
私はゴンチャロフのジェンティ&リンフォードの箱が大好きで、一年おきにそれを選んでいる。(見出し画像にしています、可愛いので見てください)クロコ型押し風の箱がちょっとリッチに見えておしゃれ。

っていうか、私がクロコ型押しが大好き。

毎年箱の色が変わるので、何度も渡しても意外とバレない。っていうか男性陣、あまりそこまでパッケージ気にしてない。完全に私の自己満足。多分もう3回くらい渡してるけど、毎回新鮮な反応をしている。かわいい。
今年は箱の色が赤だと聞いて、見に行くのをとても楽しみにしていたのだけれど、いざ見に行ってみたら思ってたのと違った。好みの問題。メタリックよりエナメル風がよかったの…私はね。
悩んだ結果、最終的に私が選んだのはゴンチャロフの別ブランドのもの。結局いつだって私はゴンチャロフのパッケージが大好き。
ちなみにだけど、女性用だったらBeauRAのパッケージがとっても可愛いと思った。すごく好き。

自分チョコ編

自分用のチョコレートは買わなかった。買うこともあるけど、自分の中にチョコレート許容量があって、そのラインを越えるとしばらく食べたくなくなってしまう。
何を隠そう私はチョコバナナクレープをチョコ抜きでオーダーする女だ。チョコが嫌いなわけでは断じてない。そのくらい私のチョコとの付き合い方は繊細なのだ。
チョコというのは、ふとした時に人からもらったりしてちょこっと食べるのがちょうど良い存在。チョコだけに。(やかましい)
でも、珍しく去年のバレンタインに自分用に購入したMAISON CACAOのさくらんぼの生チョコレートは本当に本当に美味しかった。
送料込みで4000円くらいしたけど、それだけの価値があった。また食べたい。
チョコレートなのに、甘酸っぱいさくらんぼの香りがして、どちらも負けてないし、喧嘩もしていなかった。あれはもはや芸術。また食べたい。

本命チョコ編

そして彼氏用のチョコレートに関しては今年はお断りされた。チョコレートに飽きたらしい。
去年喜んでくれたお酒の生チョコをあげようと目論んでいたのに、美味しすぎて自分でも取り寄せて食べたりして、もう飽きてしまったらしい。
私もチョコレート許容ラインのある人間なので彼の言っている意味はわかる。

「え、チョコレートいらないの?じゃあパンツ?」

と聞いたら「どういうこと!?」と、たいそうびっくりしていた。
私の行く百貨店ではバレンタインの催事のとき、入口付近に男性もののパンツが置いてある。甘いもの苦手な男性や、チョコレートにプラスアルファしてプレゼントするためだと思う。

「甘いもの苦手な人にはパンツをどうぞ、みたいな感じで置いてあるよ!」

と伝えたところ、「極端すぎない?」とまぁまぁドン引きしていた。言われてみればパンツは突拍子のないチョイスで面白い。長年当たり前に目にしてきた光景だったので、疑問に思ったことはなかった。
パンツ案は即却下され、私の選ぶお菓子にそこそこ信頼はあるのでチョコ以外で選んで欲しいとの依頼があった。
そこで、今回はいちじくが丸ごと入った大福をあげることにした。彼は和菓子もいちじくも大好きなので、我ながら良いチョイスだと思う。愛媛から取り寄せたので、大福たちは我が家の冷凍庫に眠っている。
何をあげるかは秘密にしているものの、冷凍庫のスペースは空けておいてほしいので、

「小さめのこぶし6個分のスペースを空けておいて」

という、怪文書に近いメッセージを送ったところ、不信感を抱かせてしまった。
小さめのこぶしってなんだ。

そういうわけで、本命チョコ編の結論は、いちじく大福です。(こわい)
とんでもないところに着地してしまったけれど、これでおしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?