見出し画像

チームに共通言語・共通認識を作り出す

  • 組織が変化する時

  • 新しいプロジェクトや新組織を立ち上げる時

  • 多様性のあるメンバーでチームが構成された時

つまり、組織は変化をし続ける中で、時に阿吽の呼吸で物事が進まない時はあります。

とても有名な言葉なのであれですが、ダーウィン曰く

『最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。』

当社のグループ経営理念でも「絶えざる創造と革新」で経営をしてきており、会長の本もまさにそのタイトルです。

仕事は一人ではなくチームや組織ですることの方がほとんどで、その際に共通言語・共通認識がないと、意欲的に個別個別で前に進めようにも四方八方となり、散らばってしまいます。
四方八方に動いて、結果何かどこかで当たれば良いですが、"共通言語・共通認識があっての自由闊達"と、"単なる自由闊達"とでは全然違うと思います。
使う言葉、捉え方や認識が異なるのを共通化するのはとても時間とパワーがかかります。特に成長過程の組織において、下手したら仕事の大半はこれなんじゃないかと、思うくらいです。

10年も20年も一緒に仕事を共にしてきたもの同士であれば、わざわざ共通言語・共通認識がなくとも、阿吽の呼吸で仕事ができるかもしれませんが、ある種、"慣れている"が故に、文字の如く、慣性の法則のように無意識にいつも通りの判断や行動をしており、変化をしづらい状況でもあると思います。

これは、見方を変えると無意識にコンフォートゾーンに入ってしまっている状態かもしれません。

当社でいうと、まず私という人間が入社したのは1つの変化だと思いますし、社長の決断自体が大きな変化だと思います。

また、私が管轄するCDOユニットのメンバーは9割以上はシステム部で構成され、管理職はほぼ全員生え抜き社員メンバーです。なので、唯一私のみが外部から入社した人材なので共通言語・共通認識、価値観、仕事の仕方、判断基準等、色々な物差しが"私だけ"大きく異なります。

社会や市場が求め、会社があるべき姿に向かって進んでいるところにミートするには変化は必要です。考え方、やり方も変えることが必要。良いことはそう簡単に変わるわけでもなく、しっかり残り続けるので、変化をしていくことが組織力を高めると思います。

ただし、上述のように私だけが中途入社の管理職かつ、組織の長、となると組織で共通言語や共通認識を時間をかけてでも醸成していくことが大事なので、日々の仕事の実践での議論や様々な工夫をしながらですが、私も入社して2年目に入りまして「課題図書」始めることにしました。私が最も再読している本をまずはマネジメントメンバーと一緒に読書をして共通言語と共通認識作りをすることにしました。本日のマネジメント会議で配布しました。

約20年前に出版された本で何度再読したことか。

新品の本がなかなかないので、いくつものオンライン書店から探し回り、マネジメントメンバー用に準備しました。どこのオンライン書店も在庫がなく、ほぼ売り切れにさせてしまいました(笑)

今年から課題図書を初めて、2ヶ月1冊くらいのペースで課題図書を同じ時期にみんなで読み、その後感想共有会、仕事を通じての実践の会話でも出てきたりすると良いと思ってます。

共に学び、時には苦楽を乗り越えて、共に成長したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?