映画好きののんちびが選んだ至極の映画たちを、テーマに沿って紹介していく『のんちびmovie（仮）』。

今回のテーマは、、、「ちょっぴり切ないロマンティックラブストーリー！！！」。ハンカチの準備をお忘れなきよう。バレンタインの時期にぴったりな胸キュンシーン満載の映画情報をお届けします。

『今夜、ロマンス劇場で』

―映画の中でいつまでも生きられるなら。。。

・あらすじ

とある病棟に入院するお爺さん（加藤剛）が昔書いた映画脚本を、看護婦（石橋杏奈）が見つける。看護婦はお爺さんに「読んで聞かせてほしい」とねだり、お爺さんは思いを馳せながら「映画監督を志す青年の身に起きた不思議な物語」を話し始めた。それは、若いころの自身を投影した物語だった。青年が恋した女性・美雪にはある秘密があった。彼女が隠していた秘密とは？物語が進むごとに、現実とフィクションは入り混じっていく。ロマンス劇場で起こった小さな奇跡の結末はいかに、、、？

・のんちびレビュー？

突然ですが、皆さんに一つ聞きたいことがあります。

「あなたが一番好きな映画に出てくるキャラクターは誰ですか？」

ちなみに私は『あやしい彼女』という映画の大島節子です。

私の話は置いといて。この映画を観るときには、好きな映画の好きなキャラクターを思い浮かべながら観てほしいのです。そうすればより一層この映画を楽しめるでしょう。涙なくしては観られないでしょう。

また、劇中歌も主題歌も、あなたの心を掴んで離さないでしょう。

「見つけてくれてありがとう」。文字通りお転婆で芯が強く、美しいヒロイン・美雪が見せる弱さも魅力的で、私も恋をしてしまいました。

私の好きなキャラクターは『今夜、ロマンス劇場で』の美雪です。

この映画は、お爺ちゃん役である加藤剛さんの最後の出演作でもありました。心からご冥福をお祈りします。

『めぐり逢えたら』

―この人だと想う相手にめぐり逢えたら。。。

・あらすじ

シカゴに住むサム（トム・ハンクス）は妻を亡くし、孤独な日々を送っていたが、妻との思い出のないシアトルへの引っ越しを決意する。それから1年半後のクリスマス、彼の息子ジョナは、父を励ますために視聴者参加型のラジオへ相談を寄せる。偶然、そのラジオを聞いていたのが、ボルチモアで車を走らせていたアニー（メグ・ライアン）だった。

・のんちびレビュー？

運命や偶然という言葉は、恋をテーマにした作品なら、ある種、なくてはならないのではないかと思います。

この映画を観て頭に浮かんだ「運命とは？」。

時に残酷であり、一瞬で儚いけれど、周りの環境や人を動かす力を持っている。そのように感じました。

サムとジョナが住むシアトルは雨が多く、窓から見える景色が二人の感情を映し出しているようで、とても素敵でした。

そこから約4,000km離れた、26もの州を越えた先にあるメリーランド州のボルチモアに、アニー（メグ・ライアン）は暮らしているんです。遠いです。

一瞬の出来事、運命によって二人が三人がどのように「めぐり逢う」のか。感じてみて下さい。

また、映画を彩るジャズの音色がクリスマス・バレンタインの雰囲気を奏でていて心地よかったです。

以上！
「ちょっぴり切ないロマンティックラブストーリー！！！」でした。

文：アカルクテくらい