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リハビリテーション医学 × 公衆衛生学

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「公衆衛生」とは、雲をつかむような概念のように思えます。しかし、これを可視化し、きちんと効果を推定し、Evidence Based Policyに繋げていく方法を書いていきます。… もっと読む
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記事一覧

理学療法士が「公衆衛生学」を学ぶメリット!

イマイチぴんとこない「公衆衛生」ってどんな学問なの? 理学療法士と公衆衛生って関係なくね…

【理学療法士】"医療の上流と下流"を聞いて、公衆衛生・予防医療に飛び込んだ🏊🏻‍♂…

大学院で学んだ「公衆衛生学や疫学」の知見をもとに、健康的な社会を作りたい、理学療法士のジ…

認知症高齢者問題 | 「川の上流」で理学療法士に何ができる?

認知症高齢者の増加は、日本における重要な社会問題の一つです。 これが、医療・介護・家族・…

【理学療法士】小学生の体力低下に切り込む | 60年後を見越した介入

近年、日本だけでなく、多くの国で小学生の体力低下が懸念されています。 私も、2人の小学生の…

つながる社会の光と影 | ソーシャルキャピタルと健康 【理学療法士が解説】

人口減少社会、少子高齢化社会においては、生産労働人口が少ないのですから、地域においては、…

【理学療法士】職場で実践!公衆衛生 | 働く職員の健康・安全

公衆衛生学の知識を用いて健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。新年度が始まりまし…

脳卒中リハビリで患者の改善が乏しい理由:低栄養が原因では?

こんにちは。 公衆衛生学の知識を使って、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。普段は、脳卒中のリハビリ現場に居ます。 本日は、私の過去の研究テーマでもあった、脳卒中と低栄養について記事にしました。 低栄養を有す患者では、思うようにトレーニングができない、加えてトレーニングの効果も出にくいということで、以前から着目していました。 私自身も院内データから、リハビリテーションのアウトカムが不良であることを確認しています。 過去には、先日紹介したナイチンゲール先生も、病

【理学療法】生活指導にSelf-Control Theory(自己制御理論)を応用する

こんにちは。 公衆衛生学の知識を用いて、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。 …

【フレイル予防】高齢者の「食」が細くなった時のチェック✅

大学院で学んだ公衆衛生学の知見を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。 今…

理学療法士が健康教室で行動変容プログラムを導入するときに気をつけること

大学院で学んだ公衆衛生学の知識を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。 コ…

理学療法士が高齢社会における「健康」を再定義する

こんにちは。 私は、回復期リハビリテーション病院というリハビリ専門病院で、主に「脳」の疾…

高齢者の健康の捉え方(2報)

こんにちは。アラフォー理学療法士のジローです。 理学療法と公衆衛生の知識で、健康的な社会…

【Health in All Policies(HiAP)】すべての政策に健康の視点を

こんにちは。久しぶりの連休を過ごしているジローです。 今日は、子供たちを連れて、市内の(…

健康を向上させるための知識や実践を効果的に拡散・普及するためのコツ

こんにちは。 大学院で学んだ公衆衛生学をベースに、健康的な社会を作りたいジローです。 ↓↓公衆衛生学ってどんな学問?はこちら リハビリテーション部の中間管理職でもあります。 ‖ 他人に何かをしてもらうということは難しい さて我々のリハビリテーション部といった小さい部署ですら、ある一つの決まりすら、実際に部署員に確実に実行してもらおうとするとハードルが高いことがありますよね。 これが社会を対象に、もっと大人数に知識の普及・拡散をしていくことはさらに難しいです。