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もし他人との関係を切りたくなったら、その時の私へ

 もし他人との関係を切りたくなったら、その時は「実はその人が大好き」なことは分かっているよね。「大好きだったのに、大切に扱われなかったから」離れることにした、表面的には「相手が悪く、改善されない点がある」等と言ってしまうけれども。

 やっと故郷が、居場所が、友達が見つかった、私を必要としてくれて、私の居場所があるところが見つかった、そう思っていたところだったと思う。

 そう思ってしまうのは、神田橋語録には「甘えん坊で、境界例のようになってしまう」人もいるとあるし、トラウマの影響も大きいと思う。

 あなたが関係を切りたくなるのは、ただ単に寂しかっただけ。
 「寂しい!」と大声で言えなかったから。

 離れる相手は、親に重なる。
 あなたが「もう離れる!」という時に、慰めたり機嫌を取ってくれたり、謝ってくれたりはしない。だからとてもあなたは傷ついている。結局癒されないまま傷つきが増えていく。
 
 私もたくさんの経験をしてきて、たくさん心の動きを見て来たけれど、
そんなとき、心はすごく幼いのだと思う。幼い時の追体験をしているというか。 
 そして幼い心を手当てしてくれる人を待っているのだと思う。

 水島広子先生のいう、円の中心(家族)と関係を(うっかり)切らなかったら、大丈夫。一番外側の人たちとは、またやり直せばいいよ。
 そして何より「幼い心」を見てあげよう。

水島広子先生の、関係性の同心円を書いてみたもの。

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