レコルト(Recolte)

ふつうに暮らしていますが、双極症(双極性障害)と診断されています。今は波は少なく落ち着…

レコルト(Recolte)

ふつうに暮らしていますが、双極症(双極性障害)と診断されています。今は波は少なく落ち着いています。(2024年4月20日8万ビューになりました。ありがとうございます!)工夫次第で穏やかな日々が過ごせると、同じ障害の人たちに広めていきましょう。

マガジン

  • 双極症の私が仕事に就くこと

    元職に勤めて10年で鬱で退職。少し良くなってから8つくらいのパートをしてうまくいかなくて、仕事はいまちょっと無理ですが、元気で生活できています。その記録です。

  • そう(躁)っぽい時の話

    意外と対応が難しい「そう(躁)」気味のとき。いろいろと工夫しています。

  • これから穏やかに生きるために

    まず自分のために治る。そして家族のために。私が治っていけば、周囲に平和な毎日が広がっていく。それは何よりのことだと思う。

  • 双極のつながり(繰り返し読みたい記事)

    同じような症状で暮らしている方々の記事を集めています。みなさんの記事がとても参考になり、繰り返し読んでいます。ありがとうございます!

  • As a Bipolar Disorder

    Self-introduction/English version

最近の記事

  • 固定された記事

長いうつ病は、双極症(双極性障害)でした

 長いうつ病の治療中に、ある日主治医に、「あなたは双極性障害(そううつ病)なのです」と言われた気がしました。「気がした」、それほど思いもかけない言葉でした。  「双極性障害/双極症は、単極うつ病とは違って、完治というものがなく、ずっとつきあっていく症状」と家で調べてショックを受けました。    私は治らないの?  この驚きから立ち直るのにかなり時間がかかりました。いつかうつ病は治って仕事に行ける日が来る、そう信じていたからです。    しかし、何冊かの医師の本や、厚生労働

    • 土日月の3日間、noteはお休みです。

      • 未来の自分のために少額の貯金を始めました(双極症)

         今月から、未来の自分のために、少額の貯金をすることにしました。自分でそう思っていたら、家族からも新しく私名義の貯金を始めたらどうか、と言われました。  金額は本当に少ないのですが、  〈15年後の自分に手渡すことをイメージして〉  貯金を始めることにしました。  ”これでスター〇ックスに行ってね”  ”ほしい本があったら買ってね”  自分をイメージすると、貯金が楽にできるようです。  今の私がどうしても必要なわけでないならば、口座に入れておいて後で使いたいと思います。

        • お出かけに行った後は気をつける(双極症)ゴールデンウィーク

           ゴールデンウィークがやって来ますね。  2月のお出かけでは、帰ってきてから行動を自制したことで、躁の波は出ませんでした。ドクターからも認めてもらいました。やや鬱の感じが出たので、その対策は今後課題です。 2023.2.12の加筆掲載です。  数か月前から計画したお出かけでした。  帰ってきたけど、きっとアドレナリン(コルチゾール)は残っているはずです。いつ頃収まるでしょう。 【お出かけに行った後に気をつけること(お出かけから3週間)】 ①買い物をしない ②周りの人に自分

        • 固定された記事

        長いうつ病は、双極症(双極性障害)でした

        マガジン

        • 双極症の私が仕事に就くこと
          13本
        • そう(躁)っぽい時の話
          26本
        • これから穏やかに生きるために
          7本
        • 双極のつながり(繰り返し読みたい記事)
          28本
        • As a Bipolar Disorder
          1本
        • うつ(鬱)っぽいときの話
          34本

        記事

          「働いていない私は役立たずで生きてる資格なし、とは1秒も思わないでいいと思うのだが、そう思ってる人が意外と多い。働いてたまるかよ、と思うくらいがちょうどいいはずなのだが(略)適当に行こー。」坂口恭平Xより

          「働いていない私は役立たずで生きてる資格なし、とは1秒も思わないでいいと思うのだが、そう思ってる人が意外と多い。働いてたまるかよ、と思うくらいがちょうどいいはずなのだが(略)適当に行こー。」坂口恭平Xより

          「うつが再発しなくて2年になるんですよね」『いのっちの手紙』坂口恭平より

           坂口恭平さんの本『いのっちの手紙』を図書館で見かけて、借りる予定がなかったのに借りてしまいました。    読み始めてまだ最初の方です。いつも本は一気読みするのですができないのです。 ・坂口さんの本は内容が濃い気がしてゆっくり読まないと消化できない ・共感することが多すぎて、とりあえず休まないと疲れてしまう ・神経に直接話しかけられているようで、少し読むだけで脳内がグラグラする という感じで…ゆっくり読みます。  その中に(これはメインの話題ではないと思うんですが)、 「う

          「うつが再発しなくて2年になるんですよね」『いのっちの手紙』坂口恭平より

          「目標指向性」(頑張ってやりすぎ)の1歩か2歩前にやめておく(双極症)

           2024.4.10の加筆です。  「双極症の人は趣味などを頑張ってやりすぎる」というような文章を読むたび、趣味の会に行く私へのパートナーの言葉を思い出します。  「なんでそんなに練習があるの?」「プロじゃないんだから」  私のやっていた趣味の活動は、もともと大会に出ることが目的で、つまり「目標指向性」が最初から含まれているもので、どこまで参加するかが難しくはありました。  「頑張りすぎないように、と思った頃にはもう頑張っているので75%くらいの力で続けられたら」と去年no

          「目標指向性」(頑張ってやりすぎ)の1歩か2歩前にやめておく(双極症)

          「色で例えると、あなたは何色ですか?」(読書記録)

           昨日、ある障害についての本を読んでいたら、その障害のある人の多くは、 「色で例えると、あなたは何色ですか?」 という質問に 「透明」 と答えるのだということでした。色のついた答えをする人の方が少ない、と。  興味深く、神秘的なことだなと思いました。  そして心の研究は、こんな風にもなされているのだなと思いました。  私はもし同じことを聞かれても、「透明」とは答えません。はっきりとした一つの色のイメージがあるからです。それでも私の持つ色のイメージがときどき変わるのはどうして

          「色で例えると、あなたは何色ですか?」(読書記録)

          困ったこと(noteのコメントについて)

           短めに書こうと思います。思ったことを書かないと伝わらないので。  土日に不快なコメントが入っていて…。考えがグルグルしてしまって…。  私、やっぱりコメントが苦手です。  コメントを受け付けないのはnoteでは有料だけ。私が有料にできないのは、クレジットカードを使わないから(躁対策)なのです(Paypay支払いがあれば有料にできます)。  え、そんなこと困ってたんだ…って知ってもらうために書いておこうと思いました。    色々悩んで他の方の記事、検索して読ませていた

          困ったこと(noteのコメントについて)

          うつ(鬱)で具合が悪いと景色が白黒に見える(双極症)

           2023.4.28の再掲加筆です。  過去のうつ(鬱)の様子を書いていたメモがあったので、うつ(鬱)の具合の悪さを色のグラデーションで書いてみました。これは、大体過去からの時間の経過とも同じです。(カバー写真と、最後の写真の比較も見ていただければうれしいです。) 一番ひどいうつ(鬱)のとき(昏迷/寝たきり)…私に見える世界の色=黒   お風呂に入れない   食べられない(噛んで飲み込むことができない)   起き上がれない   薬を飲んでも眠れない   時間が経たない

          うつ(鬱)で具合が悪いと景色が白黒に見える(双極症)

          薬を飲まなくても気分が改善する方法(私の場合)

           私には、鬱っぽかったり、具合の悪かったりした時、薬を飲まなくても気分が改善する方法がいくつかあります。  その1つでいつも効果を感じるのが、「テレビでクラシック音楽の番組を見る」というものです。クラシックが好きだからだとは思うのですが、「医学的に実証されている」というこんな記事もありました。  聴くだけで気分が快方に向かうときもあるのですが、私の場合は映像付きの方が効果があります。リアルタイムだと落ち着いて見られないので録画して見ています(聞いている、というか)。土日はよ

          薬を飲まなくても気分が改善する方法(私の場合)

          期間限定ダイエット(双極症)

           春だからやることを減らす(↓)と記事に書きました。私は家の中で色々なことをやっているので、やることが増えている自覚があります。それなのにダイエットも、とはちょっとやりすぎかなと思いつつ…。ゆるめの活動なので書いてみました。  「10日間限定ダイエット」をやりはじめています。3日目です。これは(ちょっと太ったかな)というときよくやるのです。(特別な運動はしません) ①この10日間は、毎日体重を測る ②この期間だけは自転車に乗らずに、徒歩移動  (季節が良くなって自転車に乗

          期間限定ダイエット(双極症)

          「ひとの役に立ちたい」という思いが湧いて来た時は(双極症)

          2023.10.23の再掲・加筆です。  家にいて何もしていないと「ひとの役に立ちたい」と思う時があります。その時に心を観察してみたら一番の感情は「さびしい」でした。    以前は「ひとの役に立ちたい」は仕事やボランティアで解決すると思っていました。けれどそうではないようです。「さびしい」が解決しない限り、行動しても的はずれになる気がします。  「さびしい」というのは、どんな時なんでしょう。その時の私の場合はこうでした。 ・誰かをケアしていたのに、もうケアしなくてもよくなっ

          「ひとの役に立ちたい」という思いが湧いて来た時は(双極症)

          よくやってると思うようにしたい〈双極症〉

          2023.2.16の再掲です。  やっぱり「頑張っていた」頃の自分と比べている自分がいます。  「双極症」がなかったら、あれもこれもできたかも、今頃あんな車に乗っていたかもなどと思ったりします(友達の車を見て)。  その意味では(1年前の)昨日見た映画は、症状によくなかったかもしれません。随所にブランドやハイソな生活…後ろの棚に並ぶおしゃれなオブジェや高いお酒…。映画だから仕方ないですが、無意識で影響を受けている時がありますから、見終わった後気をつけなくてはと思っています。

          よくやってると思うようにしたい〈双極症〉

          オンとオフと、オンとオフで(双極症)

          2022.10.23にはこんな文章を書きました。 「どちらかと言えば鬱」の方が安心する気持ちが自分にはある  なんとなく暗い…、低空状態…、でも躁状態になるよりはいいから、と「低めうつ」(どちらかと言えば鬱)に落ち着きたい気持ちが自分の中にあります。  楽しくもなく、ワクワクもしないけれど、安全なんですよね。後から本格的な鬱も来ないし…。  ただ心の底では、『「なんとなく鬱」のもうちょっと上』で、けっこう明るめで安定出来たらって切望していたりします。  昨日は行動活

          オンとオフと、オンとオフで(双極症)

          自分にできる小さいことをする(双極症)

           この水島広子先生の文章は、もしかして、「自分にはやれることがない」と受け止められるかもしれないのですが、私はかえって力づけられると思っています。これだけ「自分ではどうしようもない状況の中」症状を改善したいと取り組んでいるのですから。  そこで、薬をちゃんと飲むメリットを考えてみました。 ★主治医を信じること、主治医に信じてもらうこと、 ★家族の一員としての役割を果たすこと、 ★双極性障害の自覚を持っていること ★エピソード(躁や鬱が始まって終わるまでの一連の動き)が起こら

          自分にできる小さいことをする(双極症)