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子どもが熱を出すとウツから躁に急変していた子育て期

 子育ての時期の話なのですが、子供が熱を出すとウツから躁に急変していました。その頃は「双極症」は知らなかったので、今思えば、という感じです。
 予想できない発熱・急病に対し、突然体が動くようになるあのメカニズムは私には分からないのですが、似ているなと思うのは「魔女の宅急便」のキキが荒れている箒に乗る場面。集中して髪がわーっと逆立つところ…あんな感じで力が湧いてくるのです。

 子供の長期休みも躁気味になっていました。プールに連れて行ったり自由研究をしたり、そういう活動に不便はありませんでした。
 一日の過ごし方でも、子供を送り出してすぐ寝て、午後3時ごろ起き、子供が帰宅すると習い事へ送り迎えをしていました。夕飯作りは大変な日もありましたが、その頃はママ友が多くて夕飯のおかずを交換したり、今より楽だったような気がします。

 そこから今の病院に転院してリーマスを飲み始めたら、子供の行事に参加できる率は下がりました。気持ちが安定する薬を飲んでいても、子供の行事に出られるようにはならないということは不思議なことです。そこは比例ではありませんでした。
 
 今は「子供の行事があったら躁になる」というメカニズムが自分の中にありません。ものすごいエネルギーを使っていたんだろうなと思っています。




 

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