診察とカウンセリングを続けて来て良かったこと(双極症)
2023.6.30の記事の再掲です。
今日は、気づかなかったり見逃しがちな、「治療を続けてきて良かった、ほんのささやかなこと」を書こうと思いました。
①所持金が赤字にならない(いつも黒字)
そう(躁)の時と軽躁のときは、ハードカバーの本を何冊も買うとか、2000円以上するサプリを迷いなく買ったりして、おこづかいがなくなっていました。結果、行きたい美容院に行けずに不満を募らせたり…。
今はそういうことがなくなりました。
(お金の使い方の指導は病院では受けていません。)
②黒い服が着られるようになった
私は、深いトラウマで、黒い服・バッグ・スカーフ・帽子・靴などが一切身に着けられませんでした。それが普通に着られるようになりました。黒い服を着られるとコーディネートの幅が広がります。バッグも靴も今は黒です。
(「黒い服を着られるようになりなさい」も病院からは一切言われていません。)
ただ、私は基本黒い色が好きではありません。なのでユニフォームとして黒を着るのには抵抗があります。数年前に「そんなことではいけない」と黒い服を無理やり着る機会を作りましたが、今思えばそこまでしなくて良かったかなと思います。
その一方でその機会がなかったら、今も「黒」は着てなかったかもしれないとも思います。色々あってここまで来ました。
③家族間トラブルが減った
時間がたって年を取ったこと、年少の家族が家を離れたこと、気持ちが暴走しないようになったこと、だと思います。
母から言われ続けた「他人の目だけ気にして生きろ」的なワードが消えて、家族の内部に目が行くようになったこと、その方がずっと楽だと気づいたことがあります。
④主治医、カウンセラーに会わなくても何とかなると思えるようになった
具合が悪い→すぐ病院、という図式がなくなりました。
ドクターやカウンセラーに会えないと不安で不安で仕方なかったです。
病院に行き、ドクターやカウンセラーと話していると、(あぁ、私また考え偏ってたなぁ)と反省することもありますが、(そう言われても私はこう思うし、まぁそれはしばらく様子を見よう)と思えるようになりました。
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