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ペットの防災対策をしていますか?

皆様のおうちはペットを飼っていますか?
ペットは家族ですから、もしもに備えて防災対策が必要です。
一緒に何をすればいいか考えましょう。

◆備蓄品や避難用品

もしも災害が発生したとき、広域で首都が機能せず支援物資が全く届かないことも想定されます。何日分と決めてストックすると、賞味期限切れなども生じますので、ローリングストック方式で備えることをおすすめします。

ローリングストックについてはこちらから
https://note.com/recpos_bcp/n/ne3f341a43260

「補充する」→「消費する」 これの繰り返し

フードや水、薬や療法食、ペットシートや猫砂などは高温多湿になる場所を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
ケージ、飼育用品などデリケートな品質管理が必要のない物は屋外の物置や車のトランクなど、一度避難した後でも取り出せるような場所に備蓄するのもよいでしょう。
避難は身軽に素早くできることが必要なので、重いケージや大きな飼育用品は後から持ち出すようにするのがよいと思います。

◆「同行避難」と「同伴避難」

同行避難=危険な場所からより安全な場所(指定緊急避難場所等)にペットとともに避難すること。

同伴避難=被災者が避難所などでペットを飼養管理すること。ただし同室の避難スペースでの飼養を意味しない。

地域のハザードマップで確認をしておきましょう。
同伴避難の受入れがされていても同室の避難スペースでの同居を補償するものではなく、同室で飼養できるかどうかは避難所によって異なるということです。
避難所では動物が苦手な方やアレルギーを持っている方などもいるので配慮が必要です。

◆健康管理としつけ

・身分表示
突然の災害に驚いてペットが逃げ出してしまい、飼い主と離れ離れになってしまう・・・
ということもあるかもしれません。はぐれてしまったペットが飼い主の元に戻れるよう、身元表示をしましょう。

・健康面チェック
同行避難した先では多くの動物が集まり、自分のペットが他の動物と一緒に過ごすことになるかもしれません。また、慣れない環境で過ごすストレスから体調を崩すこともあります。感染症の蔓延を防ぎ、ペットの健康を守るためにも日ごろからの健康管理が重要です。体を清潔に保ち、予防注射やワクチンなども日頃から行いましょう

・しつけ
呼び寄せ、待たせること、人に飛びつかない、無駄吠えをしないなどのしつけが必要です。それが災害時に素早く避難を出来たり、避難所に同行したときの受け入れや理解につながります。また、避難生活ではペット飼育スペースなど複数の犬が集団で生活する場合や、飼い主が犬を残して出かける時など、ケージに入る機会が増えますので、毎日のトレーニングがここで役立ちます。

◆まとめ

大切な家族のペットたちの身の安全はわたしたちが普段からどれだけ準備できているかにかかっています。飼い主としてできることは何か、今こそ考えてみましょう。

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