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20230429学習ノート 江崎道朗『なぜこれを知らないと日本の未来が見抜けないのか 政治と経済をつなげて読み解くDIMEの力』

江崎先生『DIMEの本』読了しました!
早いけどしっかり読みました。

DIMEを勉強することが目的で江崎塾に入ったものの、DIMEをしっかり勉強してきたか、と聞かれると多分即答できません。
しかし、こうした本がすんなり読めるということは、基本的なことは身についているのかなと思います。
それもこれも、これまで江崎先生のお話を聞いたり、塾生同士で議論したり、関係する書物を読んだりノートを書いたりしてきたからだと思います。
私は覚えが悪いので、ノートに手書きしないと覚えられませんので。

安全保障、国際政治を考える上で基本となるのがDIMEなのだと改めて勉強になりました。

安全保障というとどうしても自分とは縁遠い、一人の一般人としてはなかなか身近なものとして考えられない、という感じもすると思います。
だけど、DIMEで考えるとそんなことは全然なくて、むしろ自分の生活に直結するものだと思えるのではないかと。
具体的な例がE(経済)であると思います。

EがしっかりしていなければD(外交)もM(軍事)も強くなれないし、そのためにはI(情報)はすごく重要。
一つも欠かすことはできないのです。

若い人、特に大学生や企業の若手社員にこの本は読まれてほしい。
経営者の理解も必要だけど、とにかく若い人に興味を持ってもらえれば、私もとても嬉しいです。

併せて、
兼原信克先生の『安全保障戦略』
スティーブン・C・マルカード『陸軍中野学校の光と影』

戦前の日本のインテリジェンスを知るには江崎先生の『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』

公刊情報は『防衛白書』

をお勧めします。

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