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私が幸せだったこの半年間、いろんな人に教えていただいたことです。
私は今日、やっと教えていただいていたんだということに気づきました。

自分が大変な環境下にあったり、殺伐とした社会の中で、
自分を正当化しようとして、いつも自分が正しいと思うことを、正しいと信じて、真っすぐに伝えてきました。

自分が正しいと思うこと、その反面には正しくないと言われている人・立場の人がいて、その方々のプライドを考えずに、話をしてしまっていました。

私はそれが正義だと思っていて、小さいころからずっとそうでした。

人が何に感動するか、心を動かされるか。
私が学んできて突きつめてきた美学という学問。
でも、私自身が一番、美学を見失っていたと、悟りました。
私は、美学とは程遠いことばかりを、口に出してきたのです。

美学の敵は傲慢です。
傲慢になったら、どんなに見た目がきれいでも、心が濁る。
私は、人の傲慢さには気づいて、反抗してきたけれど、
そもそも自分が一番、傲慢だったのです。
自分のことは棚に上げて、我慢できずに人を罵る、悪評を平気で話す。突き放す。
それが罵りや悪評に聞こえてることに気づけず、平気で言葉に出してきたのです。
知らず知らずのうちに、突き放してしまっていたのです。


全然、これっぽっちも、美しくなんかありませんでした。
私は、私が良い様に、哲学をはき違えていました。


私は今まで、力強く物を言うことでしか、自分を守る術を持ってきませんでした。
「相手が何を思おうと、私が公平中立だと思って発していることだから、公平中立なことを言ってどこが悪いのだ」という正当化をして、ハッキリと言ってきました。

それで、身近な人をたくさん傷つけて、失望させてきてしまったんだと、やっと気づけたのです。

すごく情けないです。灯台下暗し。
本当に大切にしてくれて、大切にしたかった人さえも傷つけてしまった。


大切にしたいという想いを奪い去ってしまう傲慢。
傲慢は、一挙手一投足、全てに現れてしまう。
粘っこく恐ろしいものだと、悟りました。

ある恩師に、以前、こんな助言をいただきました。
「君は全体的に子供っぽい。もうちょっと大人かなと思っていたけど、そうでない。」

この言葉の意味も、やっと悟ることができました。


自分は昔から『口は災いの元だ』と言われてきました。
「黙っていれば良いヤツなのに」と言われたこともあります。

言葉の重みを軽んじている
そういうことを教えてくれていたんだと、悟りました。

私は、人を慰める言葉のレパートリーがありません。
頑張れ、頑張れ。まだ頑張りが足りない。
どの立場でそれを言ってるんだ、という発言ばかりです。

人には慰めの言葉をかけてもらったり、
優しい言葉を伝えてもらって「はっ」とするのに、
私は、そんな『パワーワード』を全然言えない。

それも、傲慢さが強いからだと思うのです。

今年1年、いや、これからずっと先、これからの将来は、
自分の傲慢さと対峙して、自分自身が美学を体現する、
そうやって、大人になろうと思います。

思えば、中高の友達や、
SDGsでつながってくださっている方、
皆、すごく大人で、いつもハッとさせられる。

柔らかい言い方、伝え方を知っていると感じる。
大変な時でも認めて褒めてくれるし、
そうやって元気をもらっているのに、
私は認めてもらえたことにあぐらをかいて、
傲慢な物言いをしてきました。

みんなと何となく距離を感じたり、
気を遣わせてしまっているかもと感じていたことは、
ココが原因だったんだ、と悟りました。
全部、自分の中にあったんだ。と。

私が折れるでもなくて、譲るでもなくて、
傲慢さと向き合って、楽しい空間になるように工夫する。

傲慢が、他人を自分を、不幸にする。

等身大で生きる勇気を持つ。
私はこれを胸に刻んで、気付かせてくれた大切な皆に、
恩返しができるように、生きたいと思います。

『口は災いの元』
といわれているので、言葉を選んで書きました。
もっと、融和性の高い、ステキな言葉選びができるように、
もっともっと精進していきたいと思います。

読んでくださりありがとうございました。

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