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今夜、この服でどんな酒を飲む?第15夜「パナマ帽で涼しく」

僕の趣味は、服をながめながら酒を飲むこと。
10代の頃より集めてきたコレクションの中から一品をチョイスしてハンガーにかけ、それに合ったストーリーの酒で一杯やる。
何ともバカバカしい趣味ですが、これがけっこう楽しいのです。
全4回でおつきあいください。
さて、今夜は何をながめて酔おうかな♪

【高須浩平 プロフィール】
放送作家、1977年東京生まれ。
『バラいろダンディ』(TOKYO MX)『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX)などを構成。
趣味は、服の収集と酒を飲むこと。東京ヤクルト・スワローズのファン。

第15夜『Borsalino』のパナマハットでFerrari Roséを飲む

ファッションに欠かせないアイテムのひとつ、ハット・キャップ。
しかし自分にとっては、なかなか難しいアイテムなんです。
 
その理由は頭皮から尋常じゃなく汗がでる体質。
ハットやキャップをかぶりっぱなしならいいのですが、いざ外すとグッチャグチャのビッチャビチャに……。
子どものころからそうで、野球帽をかぶったことはほとんどありません。
 
そんな自分なんですが、6年前にこの『Borsalino(ボルサリーノ)』のパナマハットに出会い、念願のハットデビューとなりました!

▲Borsalinoのパナマハット(40000円 ※参考価格)

『ボルサリーノ』は1857年にジュゼッペ・ボルサリーノにより創業されたハットメーカーの超老舗。
アラン・ドロンなどが映画で着用して有名になり、日本では『ルパン三世』の次元大介のトレンドマークとしても知られています。

▲ボルサリーノ製ハットの次元大介

中でもこのパナマハットは、見た目の通り通気性が抜群。
頭皮から多少の汗は出ますが、涼しげに維持できます。
 
難点は、このリゾート感から着用できる場所が限られること。
以前、番組の会議に着用していったのですが、
 
「え、これから旅行?」

と言われ、それだけでなく、

「夏大好き男」
「1人いるだけで会議の空気が緩くなる」
「ビーチチェア、用意しようか?」 
「もしかして、沢田研二さんのファン!?」

と、さんざんな言われようでした(苦笑)。
 
とはいえ夏レジャーを楽しむタイプでもないので、6年間で着用は数回。
ほぼ新品状態のままです。
海とかプールとか日焼けとか、そもそも夏が苦手だし。
「じゃあ何で買ったんだ?」
って話ですが、自分にはこれで酒を飲むという趣味があるからノープロブレムなんです(むふふふ)。
 
さて、このハットをながめながら何を飲もうか?
選んだのは夏の暑さを吹き飛ばす、『Ferrari Rosé(フェッラーリ ロゼ)』

▲Ferrari Rosé(4000円 ※参考価格)

冷凍庫で凍らない程度にキンキンに冷やして飲むのが、自分にとっての夏の定番。
海の環境映像とパナマハットを眺めながら飲めば、気分はプライベートビーチ!!(妄想w)
日焼けしないし、エアコンガンガンで超涼しいし、最高です!
 

次回は、クローゼットにあるものの中で一番の宝物、『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』のグラフィティバックを眺めながら飲みます。
ぜひいっしょに酔いましょう!
 
(つづく)
 

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