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今日のニュース、いい話はないの?

 昨日は韓国の国会議員の総選挙が行われた。大統領がユンソンニョル氏になって、日本と韓国の関係はかなり改善されたが、彼が率いる「国民の力」は惨敗する結果となった。定数300の内200を取られると、大統領の弾劾すら可能になるのだが、それは免れたようだ。韓国国民の民意がどこにあるのかまだよくわからない。ユン大統領になって韓国が日本と友好的になり、結果として北朝鮮が韓国を敵国視していることにNOを示しているとしたら、日本にとってはかなり厄介なことになりそうだ。本当にそのあたりに原因があるとしたら、ユン大統領自体が路線を大きく変えてくる可能性もある。また日韓関係がムンジェイン前大統領の時代に逆戻りなら、日本の対外戦略にも大いに影響を与える。ロシア、中国、北朝鮮の真ん前で、自由主義を守るために日本と韓国は歩調を揃える必要があると思うのだが、韓国の人はそうではないのかな。

 習近平氏は台湾の馬英九前総統と会談をして「両岸は一つの国である」と発言し、同じ民族であるということも強調した。なるほど、韓国と北朝鮮も同じ民族である。台湾も独立とはいかないまでも、自由を守らなければ香港のようになってしまうと思うのだが。今回行われた日米首脳会談の共同宣言が台湾海峡問題に及んだことにより、中国は猛烈に噛みついてくる。国家間のグループ政治批判までしている。中国の日本いじめは当分続きそうだ。

 岸田総理が国賓として迎えられた日米首脳会談だが、これで年末には米国大統領選挙がある。ここにトランプ氏が登場してくるともう何がどうなるか予想もつかない。こりゃ日本の孤立もあり得るかもしれないと心配する始末だ。

 ロシアがウクライナを攻めて領土を奪おうとしており、イスラエルとパレスチナは和解できないどころか増々溝を深めていく。イスラエルとイランもパレスチナを飛び越えて、きな臭くなってきた。

 世界中がこの空気感に慣れていくと、行きつく先は本当に心配になる。また大規模な戦いをやるのだろうか。また核兵器を使用するのだろうか。次は地球が壊れてしまいそうだ。

 今日のニュースを見ていて、いやーな気持ちになったのは私だけではないはずだ。

【REG’s Diary   たぶれ落窪草紙  4月11日(木)】

 


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