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認知症とコロナの似ているところ

こんにちは。
今日は昼下がりにnoteに向き合っています。
午前中には市内の地域づくり協議会と民生児童委員協議会さんの主催の講座に参加してきました。
講師は、最近お世話になっている先生。
特に認知症を専門に仕事をされている作業療法士さんです。
人を惹きつけるトーク力、盛沢山の実例の数々、先生の講座に参加者全員が釘付けでした。

予防と共生

認知症はいずれ誰もがなると言われています。
葉が枯れるように、歳を取れば脳は小さくなるし記憶力も低下します。

病気になっても、どうやって生きていくか、どうやって生活していくかがポイントなんですというテーマでした。

予防はいいけれど極端に恐れたり、病にならないために排除しようとすると「なってしまった」時に辛い思いをするのだといいます。
それはコロナも認知症も、なんでも一緒だと先生は言っていました。

恐ろしいもの

地震雷火事親父
病気、貧困、戦争、飢餓・・・恐ろしいものはたくさんあるけれど、その時代に生きている人が乗り越えてきてくれたから今の私たちがあると思います。

今までは不明とされてきた病も研究による解明で正体が明らかになったことで薬が出来た。
近所のよく吠える犬も、よく観察してみたら実はお腹が空いていただけだったとか、知らないこと・無知なことが一番怖いと思います。

結局人との繋がり

人の支えが結局一番なんですよね。
地域とか福祉とか医療とか、全部全部人同士の繋がり。

人を大切にする人は巡り巡って人に良くしてもらえるし、私は「損して得取れ」という言葉が結構お気に入りです。

バイトしている店での話です。
ご夫婦と思わしきお客様がビールをこぼしてしまいました。
「あーーーー」と残念そうなリアクションが聞こえます。

少しだけ残ったビールをご夫婦で分けて飲んでいるところを見かけた店長。

静かにもう一本テーブルに置き「飲めるだけ飲んでってください」と言いました。

男前
厨房で「流石ですね店長」と言うと「幸せな時間を過ごしてもらえればいいから」と一言。

ご夫婦は「やだ!いいのに」と言いながら、嬉しそうにビールを飲んでラーメンを完食してお店を出ていかれました。

片付けと清掃に行くとお金が置いてありました。

お金がすべてではないけれど、収益的に損したのはお店です。しかし損してでも「おもてなし」の精神とお客様のことを思って行った行為に、感動したお客様の反応と結局お金が戻ってきました。

得して得とれ

私たちの生活に「損」はあるけど、受け取る側によっては得とみなせることもあります。
めんどくさい役を押し付けられても私の「生きがい」として捉えられたら勝ちだし、得です。

昨日は歯医者の時間を間違えて時間を損しました。
スーパーで買い物をして、靴下を買って、考え事を整理して時間を潰していました。
目の前を見ると虹がかかっていました。
しかもダブル、いやその東側にもう一つ。


ダブルレインボー


得しちゃった。

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