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「諦め」は「決意」に似ている

1週間続きましたnote投稿。もう書かないと若干気持ち悪くなって来たので習慣化までもう少し。O型あるあるだと思うんですけど、継続していたことが一回止まったり、切れてしまったりすると、途端に全てがどうでもよくなるのであと358日、しっかりやっていきたいなと思います。

同年代では、それなりに漫画を読んできた自信があるのですが、漫画っていいですよね。個人的にアニメより漫画派。せっかち選手権関西大会準優勝の僕からすると、漫画は自分のペースでサクサク読めるから好き。アニメは決まった時間があるのでソワソワしてしまう。なんならアニメ見るとき平気で2倍速とかで見てしまう。(声優の皆さん、ごめんなさい。あの息遣いとか、間の取り方が素晴らしいことは分かっているのですがせっかちの発作が出てしまうんです、、、)

本題へ。
タイトルにもある通り、今回は「諦め」について。
類義語として降参、ギブアップ、断念、観念、放棄、お手上げ、などなど・・・。ちなみにタイトル画像は、僕の大好きな漫画の一つ「宇宙兄弟」の南波日々人の名言です。

「諦め」について個人的な話ですが、バンド活動を6年ほどやっておりました。そりゃまあ人間の底辺みたいな生活をしていました。「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」なんて憲法が本当にあるのかと疑うくらいに。お金はない、常に睡眠不足、一寸先は闇。でも、やりたいことだったからそんな生活も悪くなかった。

売れたい、有名になりたい、モテたい。多分当時はこれしか考えていなかった。と同時にある時期からモヤモヤする感情が見え隠れしていた。「自分の血を確かめたい」という感情。僕は日本とネパールのハーフなのだが、ネパールに住んだことはなかった。22歳の頃にネパールに行って人生観が変わったのだが、その辺りから少しずつネパールのことが気になっていた。

結果的にいろんなことが重なり、24歳の時にバンドが解散。切り出したのは自分からだった。自分でメンバーを探して始めたバンド。絶対売れると信じてやまなかった。だから決断する時は人生で一番苦しかったと思う。また決して数は多くはなかったけど、ファンの人を少なからず裏切った形になった。これが自分の「諦め」。

と同時に、「ネパールに行きたい」という「決意」が芽生えた。自分の中の大部分を占めていた「バンド」というものがなくなった時、頭の中にめちゃくちゃ大きなスペースができた。この世は等価交換である。なんてよく聞くが、正にその通りだと思った。「諦め」が「決意」に変わった瞬間だった。

「諦め」と「決意」ってある意味二律背反で、ネガティブに捉えられがちな「諦め」も、その裏には新たな「決意」があると思えたら、少しは楽になるのかなあと。仕事がしんどいとか、恋人とうまくいっていないとか、人生が楽しくないって感じている時、「やめる」とか「別れる」とか「捨てる」って中々難しいけど、その先に新たな「決意」はきっと待っているはず。なんでもかんでも諦めればいいというものではないけれど、悩んだ時に頭の片隅にこの考えがあれば、また頑張っていけそうな気がします。

おわり。


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