新聞社の方から取材を受けました
――新聞社の方からの取材は1時間を超えるものでした。その中では、作品のこと、ビブリオバトルのこと、僕のこと、いろんな質問がされました。僕の返答がどんな感じで記事になり、新聞に掲載されるかは分かりませんが、僕の手の届かない範囲の人に届けられるはずです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「新聞社の方から取材を受けました」というテーマで話していこうと思います。
📚新聞社の方から取材を受けた
今日、茨城新聞の方から取材を受けました。つまりそれは、僕の初書籍『Message』が新聞に載るということです。
20歳最後の日、僕は小説『Message』を出版しました。僕の20年分の思いが込められた集大成のような作品です。Amazonのサービスを使って出版したんですが、まだ無名の僕の本が見つかるはずもないので、届け方を探っていかないとなあと出版当初から思っていました。
友達やお世話になった先生に手売りしたり、ビブリオバトルに挑戦したり、手探りではありますが、1人ずつ、1冊ずつちゃんと届けています。
ビブリオバトルに参加したことで生まれた出逢いがいくつかありましたが、今回、新聞社の方から声がかかったのも、発端はビブリオバトルでした。
ビブリオバトルは自分のおすすめの本を5分間で紹介する書評合戦のこと。オーディエンスは一番読みたいと思った本に1票を入れ、最も多く票を集めた本がチャンプ本の称号を手に入れるわけです。
僕は高校時代から続けているんですが、今年、僕が相棒にしているのは小説『Message』です。自分の本を自分で紹介するという破天荒なことをやってやろうと考えています。前代未聞です(笑)
ビブリオバトルに挑戦することにしたのも、小説『Message』を届けるためです。案の定、地区大会を終えた後に、興味を持ってくださった方がいて、縁が生まれました。
おかげさまで、大学前のTSUTAYA、大学生協の書籍部、大学図書館に置かせてもらうことになりました。全部、ビブリオバトルから生まれた縁です。
また、大学の広報室の方から連絡が来て、取材を受けることになりました。先日、インタビューの内容が記事になり、大学のホームページで公開されました。
そして、昨日のことです。
その広報室の方から連絡が来て、インタビュー記事を読んで興味を持ってくださった茨城新聞の方が取材をしたいという話が来たことを教えてくれました。善は急げ、僕は即行でOKし、今日取材を受けることにしたんです。
📚興味を持ってくれる理由
最近は嬉しいことが続いています。自分の信じた道が間違っていなかったと確かめられる瞬間が多いのです。
みんなが興味を持ってくれるのはどうしてだろうと考えたとき、単純に、小説『Message』や僕のやっていることに、興味の種が潜んでいるからだと思い至りました。
一般的な本とは違うエピソードを兼ね備えた小説『Message』ですから、興味を持ってくださる方が少なくないというわけです。実際、大学広報室の方からも、新聞社の方からも、今列記したような要素を掘り下げる質問をしてくれました。
本って、もちろんメインは中身(物語)ですが、肝心の中身を知りにくいコンテンツじゃないですか。本屋さんにいったら膨大の数の本が並んでいるし、帯や裏表紙のあらすじを読んで良いなと思うくらいで、興味を持つ瞬間があんまりないと思うんです。
プロの世界の本でさえ興味を持ってもらうことって難しいんだから、まだ無名の僕の本なんて言わずもがな。だからこそ、興味を持ってもらうきっかけをつくる必要があったわけです。
手売りにしろ、共同創作にしろ、ビブリオバトルにしろ、僕なりに勝算があったから選んだ道ではありますが、他の本とは違う届け方をしないといけない、興味を持ってもらうためのエピソードを持っておいた方が良いという思いが根底にはありました。
最近は、その仮説が正しかったかのように、取材を受けますし、いろんな人が興味を持ってくださいました。
📚まだまだ遠くへ届けられる
新聞社の方からの取材は1時間を超えるものでした。その中では、作品のこと、ビブリオバトルのこと、僕のこと、いろんな質問がされました。僕の返答がどんな感じで記事になり、新聞に掲載されるかは分かりませんが、僕の手の届かない範囲の人に届けられるはずです。
もう1年が終わります。しかし、まだまだ遠くへ届けられる機会があります。年末には旧友と会う約束がいくつかありますし、今の時点で本を買いたいと言ってくれている人もいます。
勝負はクリスマス。
というのも、ビブリオバトルの全国大会が控えているのです。小説『Message』を手に、大舞台に立ちます。1人でも多くの人に届けたい、その一心で全力で紹介しにいってきます。
読売新聞が主催だし、メディア関係者、出版関係者も列席することでしょう。ゲストで浅田次郎さんと今村翔吾さんもいらっしゃいます。結果次第では、新しい出逢いが生まれるかもしれません。
また遠くへ作品を届けられる。そう信じて、奇跡を起こしにいってきます。最後まで読んで下さりありがとうございました。
20221220 横山黎
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