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作文教室の先生やってみた。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「作文教室の先生やってみた。」というテーマで話していこうと思います。


📚作文教室の先生

昨日のことです。子どもたちの参加するイベントに参加して、作文教室の先生をやってきました。

イベントを運営している株式会社やっほーの方々から声をかけていただいたんです。「今度イベントやるから作文教室やらない?」って。こんなnoteを書くくらいですから、文章を書くのは好きですし、それなりにノウハウもある。

自分が伝えたいことを子どもたちに伝えたい。文章を書く楽しさを知ってもらいたいし、過去を見つめて、今を確かめて、未来への活力を見出す意義を知ってほしい。

そんな思いから、作文教室の先生の任を引き受けることにしました。

正直そんなに苦しむことはないだろうなぁと楽観視していましたが、そんなことはなく、実際にやってみたら気付きと学びだらけでした。

今回の記事はそんな話です。



📚作文教室の反省

①そもそも文章を書けない

参加してくれた子どもは全部で4人。みんな小学生なんですが、1〜5年生と学年はバラバラ。5年生はまだいいんですが、1年生にとって文を書くことは至難の業で、「作文をどう書くか」というより「文章をどう書くか?」から始めないといけないなと思いました。

多分、僕の伝えようとしていたことが真っ直ぐ届くのは、中学生から高校生、あるいは大学生以上で、レベルを落として教える準備をするべきでした。

僕は普段から文章を書いているからできる、わかると思っていたけれど、全ての人がそうであるわけがなくて、できない、わからない人に対してどう落とし込むのか、考えていく必要があります。

究極、書いて慣れるしかないと言い放つことはできます。僕自身、毎日noteで記事を書いていくことで抽象化や転用の仕方が分かってきた節があります。毎日じゃなくていいから、文章を書く習慣をつけること、そしてそれを伝えることが大事だなと思いました。


②え、読書感想文なの?

これは運営側のせいでもあるし、僕の事前のヒヤリングを怠ったせいでもあるんですが、作文教室の課題は、学校で課された夏休みの宿題の読書感想文にに取り組むことだったんです。

「夏休みの思い出」とかそういった類のテーマのもと教室が開かれると思っていました。まさか読書感想文とは。

読書感想文の難しいところは、その本を読まないとあらすじの部分を教えられないし、何を伝えたいのか、どんなところに心が動かされたのか、その物語を知らないと捉えきれないんですよね。

今回は同時に4人見ないといけなかったし、つききっきりで見ることができなかった。読書感想文なら読書感想文に特化した教室を開催するべきでした。

「事前に読んでおいて!」とアナウンスすることはできたし、何の本を読むか分かっていたら僕も事前に読んでおいたし、もっと的確なアドバイスができたかもしれない。

作文の書き方や魅力的な文書の作り方など最低限のノウハウは伝えることができたけれど、やっぱり運営側の情報共有を徹底することがサービスをより充実させることができると思いました。


 


📚子どもたちを育てる場所

作文教室の他、会場となった株式会社高久では、夏祭りのようなイベント事がいくつかありました。昨日だけでなく、5日連続でイベント開催していて、連日子どもたちが集まって賑やかな空間が生まれています。

今回の1番の収穫は、子どもたちが能動的になれる場所をつくることは大切だなと改めて思ったということです。

やっぱり「好き」とか「やりたい!」に勝てるわけがなくて、努力や苦悩なんて太刀打ちできないくらいに、力を発揮するんです。

勉強にしろ、遊びにしろ、子どもたちに必要なのは能動的になれる場所で、どうすればそういう場づくりができるかを追求していくことが課題のような気がします。

最近児童館でバイトしていてそれはすごい思うし、来月には教育実習もあるので、子どもたちを能動的にさせるためにも、魅力的な場所をつくることは必要だなと思いました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20230821 横山黎


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