見出し画像

映画熱

映画はいい。

もうさほど履歴書を書く機会も無いが、「趣味」の欄に堂々と書けるほど本数を観ている訳では無く、でもきっと「没入出来る何かを趣味と定める」と言って頂けるのであれば恥ずかしながらそっと「映画鑑賞」と書くだろう。

堂々と趣味と言い切れない理由はこんな感じ。

例えば週5回コンスタントに映画を観る職業批評家レベルの方のような鑑賞の仕方は金銭的にも生理的にも無理で、年に数回発作的に数日おきに何本か観たくなる。選ぶ映画も神の啓示かしら?と錯覚するほどそれぞれに接点は存在しないが揃って静かな名作ばかり。熱が下がると暫くは何も観たく無くなってまるで異なる物事に興味が移る。

映画そのものがたまらなく好き、というよりは今現在の在り方に良い変化をもたらしてくれる示唆を含んでいる映画を観るという行為が好きなのだろうと思う。

今回の映画熱は3本で終了。

大量猟奇殺人モノと宇宙人襲来の謳い文句にも関わらず宇宙人登場は数秒という華麗な裏切りモノと新たな活路を見出すバレリーナモノ。

それも全て同じ映画館。

仕事に直結するのは最後の一本だが、ダンスがどうこうという視点では全く観ておらず、映像技術・演出・キャスティングなどを愉しく堪能。それに対してダンスに関係の無い映画の方が人間の動作や照明の使い方などダンス脳を触発してくれる要素が沢山あったりする。

ごちゃごちゃ自己分析を書いたが、結局僕は映画が好き、みたいだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?