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息子が15才になりました

今日は息子の誕生日です。
15に才になりました。
月並みですが、あっという間でした。

夫が京都へ出張だったので
お祝いディナーは明日になりました。

誕生日プレゼントは、昨年に続き
「純金積立」の継続です(笑
毎月3000円分の純金を、息子名義で
積み立てています。3年目。

なので、✨誕生日✨っぽくない
普通の1日でした。


本人に誕生日を迎えた感想を聞いてみたら

「一つ歳をとれて嬉しいよ」

シンプルな言葉に「そうだな」と
しみじみしました

彼には多くのことを教えてもらいました。

1番大きいのは、親の愛情です。
彼に対する私の愛情ではなく
私が親からもらっていた愛情。


小学校の頃、担任の先生から
たびたび電話をもらい学校生活の
注意を受けました。

「授業を聞いてない」
「関係のない質問をする」
「忘れ物が多い」
「字が汚い」

夫は「ただの電話じゃん」と受け流したけど
携帯に学校からの着信があるたび
ドキッ、ギクっとしてた。

そんな話をある日、母にしたら

「あなたの担任の先生にも、よく電話で注意されてたわよ。いちいち言ってもしょうがないし、あなたには言ってなかったけど」


え、、知らなかった


私の記憶ではクラスには馴染んでないけど
目立たず、大人しい子どもだったはず?!

その日から、よくよく思い出してみると
確かに先生に言われた

「なんで黙ってられないの?」
「終わっていないのあなただけよ」
「ちゃんとしてください」

こんな言葉が断片的に出てきた。
本当にボケーとしていたから
他人事みたいに聞き流していたんだな。
今となっては聞き流して良かったかも。

お母さんは、先生の小言?注意?を
私に伝えず胸にしまって何事も
なかったようにしていてくれた。

学校でも家でもダメ出しされてたら
悲しい子どもになってたかもしれない。

それから少しずつ学校からの電話が
怖くなくなった。

私だって緩衝材になれる、お母さんがしてくれたみたいに。

開き直ったら私も息子も楽になった。


私は3姉妹の真ん中です。
姉と妹は運動神経バツグン。
俊足で、運動会ではリレーの選手。
私は運動嫌いだし、足もおそかった。


運動会の前夜には

「学校が爆発して運動会がなくなればいいのに」

と祈るような子どもでした。

ある年の運動会当日、
姉と妹はリレーの選手、溌剌と競技に参加

片隅でボーとしていたら、父が

「れいかちゃんはフォームがいい!走る時の格好がいいね!」

突然言ってくれました。

え!?フォーム…
私はフォームが良かったのか〜


足が遅いことには変わりなかったけど
「フォームがいい」

自信が胸に宿りました。

そのせいか分からないけど、
持久走大会では結構いい線いくように。

運動会と走るフォームのこと、
すっかり忘れてたけど、息子が小学生になり
運動会のソーラン節やダンスに
毎年、苦戦する姿を見て記憶が蘇ってきた。

「フリはちょっと遅れてるけど、真剣な顔は誰よりも光ってるよ」

息子は中3になった今も、運動会が嫌い
だから、私の言葉には彼に自信を
与える効果はなかったのかもしれない。

でも、人それぞれ良い所があるね、
そんな捉えかたは伝わっていてほしい。

息子との時間を通して
私が両親からもらった愛情を
思い出すことができた。

来年も
「一つ歳をとれて嬉しいよ」
「そうだね」

と穏やかに言い合える誕生日を迎えたい

お母さんとお父さんに
大きな感謝を込めて…

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