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「自分のことは自分が1番理解している」ところまで行けた、満25歳

私は先月まで、スペシャルティコーヒーを取り扱う専門職をしていました。
3年と1か月の間。

それはどんなお仕事か?
私が感じるスペシャルティコーヒーのお仕事を、まず、綴ります。

人生で最も衝撃を受けた1杯 R3.02.07 Ethiopia

スペシャルティコーヒーとは?
スペシャルティコーヒーの定義:コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底している、カップの中の風味が素晴らしい美味しさのコーヒーのこと
参考:https://scaj.org/about/specialty-coffee

コーヒーも農作物の一種ですので、スペシャルティお野菜のように、
誰がどこの地域でどんな育て方をしたのか、誰がどういう思いでどんな味わいを目指して調理したのか、が分かる素敵なコーヒーのことです。☕️
それを専門に、向き合っていました。

私はコーヒー屋さんとして、その、生産者さんとお客さまの間のお仕事をしていました。(作り手の生産者さん→焙煎と抽出(私たち)→飲み手のお客様)

この"間のお仕事"を、私は、
①生産者さんの思いのこもった味わいを引き出したり
②消費者の皆さんの求められるものを目指したり
③私たちがおいしいと思うものを追求し続けたり
このような思いで、好奇心のままに向き合っていました。
(色んなコーヒー屋さんがいらっしゃるので、人の数ほど思いは存在していると思っています🌠)

その中で、味覚や抽出•焙煎知識に向き合い、経験を積んでいました。
味覚を鍛えたことにより、生活洋式が健やかな方向に変わり、
衣食住だけでなく、人生観、価値観、習慣などを含めた個人の生き方までも変えることが出来ました。
口、むしろ身体に取り入れるものにより気を遣い始め、それらの環境が心地良くなり、むしろ今は気を遣わなくして、自分の心と体に優しく、負担のない、頑張れる身体環境作りに出会えたのです。
私はコーヒーに出会えて、人生の宝を手に入れたと、感じています。



長くなりましたが、そんな魅力あふれるコーヒーの世界から、今はフリーランスで脚本家を目指しています。
全く違うように見えて、似ている部分があったり、違うからキャリアチェンジしたり?

  • なぜキャリアチェンジをしようと決めたのか

  • なぜ"脚本家"を目指すことしたのか?

これからの私が頑張れるよう、ここにアウトプットしておこうと思います。
ご興味ある方、是非読んでいってください〜🤝

表現力のファンである、川上未映子さんの本。
と、脚本のお勉強の本2冊。

なぜキャリアチェンジをしようと決めたのか

コーヒー経験3年と1か月が経った頃、退職の1か月前。
チームの方向性整理のタイミングで、お恥ずかしながら、その時初めて、自分自身の長い人生の目標を深く考えました。
全ての考えを捨て、ただ長い目で見た目標を、深く考えました。

それまでは好奇心のままにコーヒーに関わり、追求していました。
好奇心というのは、仕事をする上で大事だと思うのですが、私はほぼ好奇心だけで続けていました。色んなコーヒーに出会いたい、もっとおいしく淹れたい、もっと広めたい…
1つだけ、"社長になりたい"という目標はありましたが、そのためには知識と経験だと、目の前のことを頑張るんやーと。
これもまた好奇心のままに関わっていた理由の1つです。

長い目で見た目標をじっくり考えていなかったため、もっとこう出来た、ああすればよかったなどの後悔と反省はたくさん浮かびます。
ですが、目標に向き合わなかったことも事実、そこにも私の意思があったことも事実で、それらも全て、深く考えました。



"このままコーヒー続けることは、自分の人生の選択として心地よいのか。"

"心地よいです"と即答できない時点で、私はもう、次にやることが決まっていないにしても、コーヒーに関わり続けるべきではない、そう思いました。
それは、コーヒー業界や仲間に対してのリスペクトと、自分の今の時間を費やすものに対しての思いからです。
今の仕事でのポジションはもっと相応しい人がいて、コーヒー業界にとってもその人の未来にとっても譲るべきだと。私も他に時間を費やすべきだと(何に対してか浮かんでないけど笑)。

その結果、コーヒー業界から離れることを決めました。

そこから私は人生で初めて自己分析をしました。

自分の得意分野や売りは何か、現状の満足しているところと不満なところは何か、どんな生活が送りたいのか、自分の性格や習性は何か。
幼少期の自分から今までと、予想するこれからのことを考えました。

休日のAM8:00、陽が気持ち良い大好きな時間

自己分析を経て浮かんだ、脚本家の夢


自分はどんな仕事が向いているのか。。
コーヒー以外のことを考えたことがなかった私は、頭がいっぱいになる程検索と思考を繰り返し、考えました。

自己分析を進めていくうちに、側から見た自分も見え、
そして、私と似たような人がいる、と。
気質がある、と。
、、気づいたらある言葉が頻繁に出てくるようになりました。

"HSP"

HSPとは、
米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のこと。
HSPの人は、感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する脳の部位、「扁桃体」の機能が過剰に働きがちで、HSPではない人と比べて刺激に強く反応し、不安や恐怖を感じやすいことが分かっています。相手の気持ちを察知して行動したり、物事を深く探究できる半面、ささいなことで動揺したり、ストレスをためてしまうこともあります。
参考:https://kenko.sawai.co.jp/mental-care/202103.html

この気質に、心当たりしかありませんでした。
日常においてずっと悩んできたものだと、調べが止まらなくなりました。

仕事においては、一緒に働いている方やお客様、コーヒーに対して思い入れが激しく、考えすぎてしまったり、気を遣いすぎてしまったり、感情移入してしまったり。そうして時間と体力が勝手に削られていたことが、課題の1つでした。
この仕事、向いていないかもな、と思う要素の一つでした。

ですが、このHSPという一つの答えに出会ってから
これらは課題としてずっと向き合っていくものなのか?
自分には自分なりの良い部分が山ほどあって、そこを生かした仕事や環境は何なのか?
そういった考えに変えました。


更に調べを進めると、更に更に腑に落ちる言葉がありました。

"HSS型HSP"

HSPにも種類があると。しかも4種類。

HSS型というのは、刺激追求型というもので、
刺激追求(HSS型)+繊細(HSP)=「アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる」ような、矛盾を抱えている人。
好奇心旺盛で、安全が確認できればチャレンジを怠らない。だが刺激がストレスとなるため、一人の時間を持つことで体力を回復する。
参考:https://coelog.chuden.jp/child-rearing/high-sensation-seeking-hsp/


私の性格まさに…と、落とし所にピタッと、はまった瞬間でした。

そこから、HSS型HSPの人はどんな環境のどんな仕事が向いているのか?
等を調べ、
私の中の興味、夢、やりたいことを当てはめた結果
脚本家になる!という目標が、心にビシッと決まりました。


興味を当てはめる時に使った資料の1つ、過去のストーリーズ


私はこの気質を活かし、フリーランスで、頑張るのも自分次第、力を抜くのも自分次第の環境の中、
脚本を通して生きがいを見出していこうと、決めました。


これから

脚本のお仕事は、感情のお仕事、だと思っています。
日々感じたものや得たものをそのままにせず、記録としてこのnoteに残していこうと思います。

心身共に健康である為に、感情表現を我慢せず生きていきます🧡

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