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1/2(萩尾望都って天才なんだね)

今日100分de名著の特別版、100分で萩尾望都がNHKでやっていた。母と妹が萩尾望都が好きなのでなんとなく一緒に見始めたのだが、萩尾望都って天才やん…と思ってしまった。

番組は萩尾望都が好きな漫画家や小説家、評論家たちが集まって推し作品のストーリーとその内容の素晴らしさを話していく。どの漫画のストーリーを聞いても斬新だし、今の若い人たちが読んでも面白いと思うんじゃないかな。ってことは、萩尾望都が出版した頃は、あまり理解されなかったんじゃないかと思った。所謂、早すぎて理解されないってやつ。母が言うには、彼女の少女時代は周りはみんな読んでたとは言うが、大人は受け入れなかったと思う。実際、出版社にはボツにされ続けていたと妹が言っていた。

それと、萩尾望都は自分が周りから認められなかったり、親と上手くいっていなかったことを漫画に書いて浄化していたようだ。漫画は彼女が生きるために必要な自己表現とカウンセリングみたいなもんだったんだね。本当、漫画家になるために生まれた人なんだなと思う。

生まれるのが早すぎた人って、本当に自由なんだな。何にも縛られない、枠に収まらないから早すぎるって言われちゃうんだよね。皆んなが同じだった時代に自己表現をしていた萩尾望都がいて、こんなにも自己表現の手段が沢山ある現代でさらけ出すのを躊躇する自分がいた。自由に自分を表現していいんだと勇気をもらった100分でした。


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