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045 自分の弱さを「開く」

自分の弱さや脆さをなんとか隠して、強くなろうと抗いがちです。でも、弱さと強さは裏表で、抗うよりもほんの少し心を開くことで、他者との見えない繋がりや支えに気づくことができます。8月11日に公開した第45回目のエピソードでは、「弱さ」を巡る、私のささやかな出来事と、心理学者(スティーブン・マーフィ重松さん)と医学博士(宮坂道夫さん)の言葉を紹介しています。

本のご紹介


スタンフォード大学で教える心理学者のマーフィ重松さんの著書を読むと、Vulnerability(ヴァルナラビリティ)”開かれた弱さ”こそが、本当の強さなんだと理解できて、勇気を持って心をほんの少し開いて、自分の弱さを見せてみようと思えます。怖いけど。

生命倫理などを専門とする、新潟大学の医学部教授の宮坂道夫さんの講演からは、強さの代償として人間の弱さがあって、その弱さに克服するために強くなろうとして、医療技術の発展があったこと、それが生命倫理を脅かすようにもなったことを知りました。もう少し理解を深めるために、著書「弱さの倫理学」を読んでみたいなと思います。

教えてください

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ポッドキャスト『ナミダの種まき』

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