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文章書くのムズイ

 僕は読書感想文を書くのが嫌いだった。読書感想文というか、そもそも文章を書くのが嫌いだった。だから小学校、中学校の作文の宿題はいつも適当に書いて提出してた。高校では提出すらしなかった。

 なぜ嫌いだったかというと、苦手だったからだ。苦手だったから、嫌いだった。頑張っても全然上手くできなくて、嫌いになる、というやつだ。よくある事だと思う。別に文章以外でも沢山ある。水泳とか英語とかダンスとか人付き合いとか色々ある。

 僕は、高校3年生あたりから、読書にハマった。それまで全く小説を読まなかったのに、突然自分から小説を読み始めた。何故かというと、本を休み時間に読んでいれば、頭よさげでかっこいいだろ、という頭の悪い理由である。正直、モテると思った。実際は全然モテなかった。

 しかし、かっこつけで読んでいた小説たちが思いの外面白くて、しばらく経つとモテたいとかは関係なしに読書をし始めるようになった。

(因みに高校生の頃に一番はまったのは、村上龍の「コインロッカーベイビーズ」だ。なんとなく、モテたい奴がハマりそうな本だと思う。)(あとここから下の文章はお酒を呑みながら書く。友達から貰った高いウイスキーを呑む。いつもはこんなに文を書かないから頭が疲れた。)

 そして現在、読書歴5年、年齢22歳。僕は小学校、中学校、高校と苦手で嫌いだった文章を、自分から好きで今ここに書いている。きっかけは、読書が好きになり、自分の好きな小説家みたいに僕も文章で何かを表現したいと思ったからだ。だけど流石にいきなり小説は書けないので、ブログを書いてみることにした。思い付きで書いている。最終的には頑張って小説も書いてみたいと思ってる。20年後とか。

 今文章を書いていて、やっぱりなんか苦手だなあと思った。言いたいことが上手く文章にならない。難しい。

 だけど、いつか小説を書いてみたいから、その練習の為に、これからも少しづつ何か自分の思ったことを書いていこうと思った。他にも沢山やることがあるので、投稿頻度はとても低いと思う。期待しないでね。

 自分の思いを形にするのは難しい。でも何か形にしていかないと、それはすぐに忘れていって、なかったのと同じになってしまう気がする。だからなんとか不格好でも形にしていきたい。

 このまま終わると、なんか恰好付けてる感がある気がするので、ここで宣伝しておきます。月刊スピリッツ8月号に僕の思いを形にしたデビュー作「心配性の青野くん」が掲載されてます。是非読んでください!

 ぐだぐだになってしまいましたが、大目に見てほしいです。お酒のせいです。

(もしぐだぐだになっても最後に酒のせいにすればいいかと思って途中で呑み始めました。すみません。)

 文章を書くのはやっぱり難しいなあ!

(おわり)

2020/7/8

 書き忘れたことがあった。小説を書いてみたい、言葉で何か思いを形にしたい、というのと他に、文章をうまくなりたいと思うようになった出来事がもうひとつあった。

 僕はたまに読書感想文を趣味で書くようになった。読んだ後に、そのまま感情をほっておかないで、整理整頓をすると頭に残りやすいからだ。

 読書感想文を書くようになったきっかけは、信州読書会さんの音声を聞いて、自分も参加してみたいと思ったことだ。初めて書いてみた感想文は、今以上にひどい文章で、読み上げてもらったときは、とにかく恥ずかしかった。その時に文章を上手くなりたいと心から思った。

 そんな事があったのを思い出した。

 以上です。

 


 

 

 

 

 

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