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慎重と大胆のあいだ

タイトルは昔ベストセラーとなった書籍「冷静と情熱のあいだ」にかけています。懐かしいですねぇ。。。

あの頃は数々の恋愛小説がベストセラーになりましたね。。。


さて、タイトルの「慎重と大胆のあいだ」についてお話しいたします。


お見合いをしていて、みなさんが断られる理由というのは、
私、日々たくさんのお断りの理由を拝見させていただいいますので、大体の傾向というものがあるのでございます。


多くの理由は、「ここが気になったから断ります」というものなのですが、

その「ここ」の理由は大きく分けてふたつです。


一つ目は、「『ここの理由』が将来自分を不幸にしそうな予感がする」からお断りしたいというもの。

二つ目は「ピンと来る要素が見当たらなかった」というものです。。


そして、これらに共通する理由は一つにまとめることができまして、「慎重がゆえ」にということだと思います。

慎重なことは、とても良いことなのですが、「慎重さ」を婚活の場面で発揮しすぎてしまうと、ほとんどの人が合格点を取ることが難しくなってしまい、合格点が合うもの同士となると、なかなかの狭き門、針の穴くらいの門となってきます。

なので、どこかのタイミングで「慎重さ」よりも「大胆さ」が勝らないと、真剣交際や成婚の相手に出会えないということになります。


そこで、「大胆さ」を出すためには、「ピンと来る」ということが必要だなと思い、「ピンと来る人」を探すけれど、ピンとくるもなかなか来ないということになっていきます。

そうして、婚活のエンドループに巻き込まれていく、、、、という感じでしょうか。


実は、真剣交際や成婚に至った人たちは、最初から大胆だった訳ではありません。

数をこなしていくに従って、また、私も細かく相談に乗りながら、どこかの段階でこれは大胆に決心をしなければいけないな、と思って、その大胆さで壁を越えて行った人たちなのです。

この人たちは、決して「こんなことが起きたらどうしよう」「この人はこんなこと言っていたけど大丈夫かな?」というような心配要素がゼロだから真剣交際に行った訳ではありません。

ただ、「よしこの人だったら信頼できそう」「よし、この人にかけてみよう」「一人よりは二人の方がずっといいから、そろそろ決めよう」といった、ちょっとは「本当にこの人大丈夫かな?」と思う要素を残しても、「やってみよう!」とヨイショと壁をこえることを決めただけの人なのです。


慎重さは良いことです。

だけど、その慎重さセンサーに引っかかる点、つまり「不安要素」を全てクリアしていくのは容易なことではないし、センサーをクリアしたとしても、結婚したら、思い悩むこと、迷うことはたくさん生まれていくと認識してください。

でも、その悩むこと、心配なことをお互いに引き受けて、相談し、乗り越えていく意志があるかどうかが大事なのです。

もし、今仮交際や、アプローチを受けている方がいたら、これはお相手の問題ではなくて、自分が引き受ける自分の問題だと認識してくださいね。

自分の問題だと気がつけば、結構クリアに物事が見えてきますし、婚活相手との時間も一期一会大事に過ごせることと思います。


「ただいま」と言ったら、「お帰りなさい」と声をかけてくれる人がいること。

一緒にご飯を食べて、「美味しいね」と言い合える人がいること。


その温かさは、何者にも代え難いものです。


実は、、その温かさのためには、壁は大胆に越えるしか道はないのです。

慎重さだけでは越えられないのがこの壁。


一緒に壁、越えていきましょう。

いつでも私は相談に乗りますので。


慎重と大胆のあいだ。

大胆寄りでお願いします!


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