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歴史探偵エッセイ 2024in京都②

皆さん歴活してますか?
歴史探偵Qです。

前回から始まりました、「歴史探偵エッセイ」
ですが、2年連続「京都」ということで
皆さんに紹介するところがあるかな?と
思いながら、旅行してましたが…

やはり京都は奥が深いですね!
まだ、私は2割も京都の歴史を
楽しめていないし、理解できていないと
思います。

今回は2日目、1月22日のお話です。

皆さん「東寺」はご存知ですか?
言わずと知れた京都で1位・2位を争う
有名なお寺ですよね?
東寺の五重塔といえば京都のシンボル的な
存在と言えますよね?

東寺の歴史を簡単に説明すると、
平安京の安寧の為に創建された
1200年以上の歴史のあるお寺で、
1994年に世界遺産に登録されました。

私はここでふと「東」が
あるということは「西」も……

でも「東寺」は知っているけど、
「西寺」ってあまり聞かないよな…
てか、あるの?っと私と同じで
思った事がある人もいるのではないでしょうか?

実際に「西寺」は存在してました!
跡地となっていますが…

西寺は東寺と同じ時期(797年頃?)に
創建され、平安京の入口である「羅城門」の
東には「東寺」、西には「西寺」
まさに風神雷神のように建てられました。

しかし、鎌倉時代の1233年に焼失した際に
廃寺となりました。
廃寺になった理由としては

・平安時代以降、朝廷から武士へ権力の
 移行があり、朝廷からの支援が
 無くなったから。

・西寺があった地域は平安時代以降住民が
 減った為寺としての機能がなくなっていった。

 → 「西寺」の地域は水捌けが悪く、
  川の氾濫が起きやすい地域だった為、
  何度も洪水にあい人がいない
  地域になっていったそうです。

ということで、平安京で東寺と西寺は
同じような時期に創建され、
同じような力・規模があったのに
現在では西寺があった土地は公園や小学校、
駐車場となっており哀愁を感じます。

ただ、歴史好きな人間としては面影は
石碑だけとなっていますが実際にその土地を
歩いてみると「西寺」というお寺の
大きさや凄さを感じる事ができました。

今回の京都旅行は、ガイドブックに
載っている観光地は少ないですが、
歴史の渦に消えていった跡地や
石碑などを追っていますので
よければ今後も更新しますので
よろしくお願いいたします。


ちなみに、平安京の入り口と言われている
「羅城門」は現在、公園となっていました。

羅城門の跡地に滑り台。
この写真結構好きなんですよね(笑)


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