高校日本史教師のひとりごと

某自治体で高校の日本史教師をしています(今は某県の教育委員会に出向中)。日本史だけでな…

高校日本史教師のひとりごと

某自治体で高校の日本史教師をしています(今は某県の教育委員会に出向中)。日本史だけでなく、健康や投資など、自分が興味のあることなどをお伝えできればと思います。

最近の記事

ストレスチェックを受けて産業医と面談をした話

前回のパニック症状が起きる約1年前にあたる2022年9月に、職場でストレスチェックを行った。 法令上、従業員50人以上の事業所には、年1回以上のストレスチェックが義務付けられており、当然ながら私の勤務地も該当していたため、WEB上で回答する形で現在の健康状況、人間関係、仕事上のこと、様々な質問に答えていった。 全ての回答が終わり、出させた結果は「高ストレス」。特に上司との関係が原因であるという真に「的確な」診断をいただいた。 高ストレスと判定された職員は、希望すれば産業医

    • パニック症状を起こした話

      それは、本当に突然の出来事だった。 8月末にコロナにり患し、大事を取って1週間休みを取った。 熱はなし、咳もほとんど出ない。頭痛もない。 ただし喉の痛みは尋常ではなかった(その話自体は別にできるほど壮絶であったが)。 幸いにもすぐに「ゾコーバ」を処方してくれたおかげで、のどの痛み以外は短期間で回復した。 9月に職場に復帰して2日目の夜中。突然の大量の汗、心臓バクバク、そして呼吸が(できなくはないが)苦しい状況で目覚めた。このまま死ぬんじゃないかという恐怖が過った。幸いそれは

      • ある公立高校の人事異動内示日実況中継

        公立高校の教員も公務員なので、当然だが年に1度人事異動がある。 高校は、小学校・中学校よりも校数が少ないため、1校あたりに勤務年数も多い。「〇年以上は原則異動」と規定している自治体も多いようだが、私の自治体はそういう規定はない(あまり細かく言うと居場所がバレるため差し控えるが)。それでも数年たてば、職員の多くは入れ替わる。私も昨春、長年勤めた学校を去ったが、新しい先生方が次の時代を支えてくれると思っているので、それほど未練はない(でも本当にいい高校だった)。 某掲示板で、「

        • 定年後、そしてその後

          当たり前だといえば当たり前だが、平日にnoteを書いている暇はない。 週末にまとめて書くことになる。 それでも、日々頭の中では、仕事とは関係ないことが、時々頭をよぎる。 それをnoteに書く。 そういう意味では、頭のもやもやを文字にするnoteは便利なものだ。 現在52歳。定年延長により、私の定年は65歳となる。 60歳で役職定年。そこから5年間は平に戻る。 授業は大好きなので、平に戻るのは全然気にしない(だったら、最初から上に行くなと言われそうだが) さらにそこから常勤や

        ストレスチェックを受けて産業医と面談をした話

          高校現場で一番割を食うのは「学年主任」

          小学校では、学年主任と担任を兼務するところも割と多いのかも知れないが、高校は(たぶん)学年主任と担任は別が通例だろう。 学校現場が「ブラック」と言われている。これは間違いない。 「給特法」を含めて、こんなに労働と対価のバランスが合わない職業はない。 その中でも、「学年主任」は一番損な役回りだと思う。これは学校内にいる人なら実感していることだろう。教頭も激務だが、管理職という地位と手当があるからまだマシだと思っている(楽ということは絶対にありえないが)一方で、学年主任は1日1

          高校現場で一番割を食うのは「学年主任」

          働くお父さんの小遣い

          男性サラリーマンの小遣い平均が、38,710円だと言う(2021年 新生銀行調べ)。 え〜多いな〜。 率直な感想。 私は本当に月1万円である。結婚してから20年、ほとんど変わらず。 とは言っても、Apple Payに家族会計より引き落とされるクレカを登録しているし、 仮にそれを使っても何も言われることはない。家族がケチという事でもない。 平日の昼食は持参弁当だし、休日もほぼ家で自炊で食べる。 仮に小遣いが月5万になっても、おそらく月1万円の今の生活のままだろう。 私が個人で使

          働くお父さんの小遣い

          教師が「お金」を語ってはいけないのか

          最近、自民党が「給特法」の見直しについて議論を始めたそうだ。 「やっと…」という感じがする。 「4%の上乗せを16%にする」「主任などには主任手当を上乗せする」などの内容だそうだが、実現化されるのは果たしていつになるのだろうか。まだまだ先だろう。いや、結局何も変わらないかもしれない。 一昔前は「教師はお金のことを語るな、やりがいを持て」などというふざけた意見が結構見られた。某掲示板などでは「生徒のために尽くせ、教師なのにお金のことを語るな、いやなら辞めろ」などという意見も飛

          教師が「お金」を語ってはいけないのか

          これからのお金について

           私は某県で高校の教員をしている51歳。  妻と娘2人。貯金は1600万円あまり。ほとんどが銀行預金。私自身はへそくりで投資信託をしてみたが、なかなか伸びないのでほぼ投資額で一旦引き上げた。  両親は別に住んでおり、片方になった場合は施設に入ることで同意。両親がいなくなった後は実家を売却する。  60歳で役職定年、そこから65歳まで平教員に戻って働き、2300万円ほどの退職金が入る。こどもは公立高校、国立大学に入れば、それほどお金はかからないであろう。  今いる家は中古で購入

          これからのお金について