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2023ツール・ド・おきなわ市民140kmオープン54th

レース前の準備編

体重

前日早朝の体重が63.4kgで、そこからだいぶ食事をとったので64kgくらい。想定より1.5kgは重く、筋肉の増加という感じでもないので割と致命的でショック。
食事から体重増までに2週間くらいかかるので、2週間前の食事が悪かったのだろう。練習の質と量を確保するため、また諸々のストレスもあり、パン食が増えた影響が大きい。

コンディション

体のコンディションに問題はなく、むしろ調子は良かった。garminのトレーニングレディネスは36だったが、安静時心拍が40台前半でここ最近で一番低かった。
1週間前の修善寺レース(jcrc legacy)のダメージが心配だったが、金曜日の岩盤浴に加えて、週3のフルレストが良かったのかもしれない。
直前のトレーニングとしては、火曜流し(L2)、水曜vo2max(40sインターバル)、金曜sstという感じで、回復①→刺激入れ→回復②という感じ。

「自分の身体に耳を傾けてください」

機材

消耗品も含めていつもどおりの機材にした。
日常的なメンテナンスに留めて、直前に特別なことはしない。フルメンテナンスされた機材より、いつも通りの機材の方が信用できる(最低限のチェック済み)。タイヤ・チューブも修善寺レースで使用済み。

〈主要機材〉
フレーム:tarmac sl7
ホイール:roval alpinist cl
タイヤ:agilest fast 28c
チューブ:magene tpu

食事と補給

前日土曜の食事は、おにぎり、パン、ソーキそばなど、炭水化物中心に3000kacalほど。
当日朝の食事は、食パン2枚(ハムとチーズ)、スティックパン6本、おにぎり1個、エネもち1個で1000kcal強くらい。
レース中の補給は、ジェル4個、エネもち1個、スピードウォーター、パラチノース(実際に補給した分のみ)で1000kcal強。

全体的に取りすぎた感じがしたが、レース中のエネルギー切れはなく、足攣りもなかったので、よかったのかも。

レース

スタート直前

駐車場〜スタート地点(道の駅)の往復のみ。
スタート10km以内で訪れる普久川登りに備えてアップしたかったけど、雨が酷くて寒かった。

一応はシード番号なので、場所どりをしなくて済んだのはよかった。スター前から結構な雨で、スタート地点の前で並んでいる時は震えるほど。

昨年もそうだったが、いきなり5秒前くらいのカウントからはじまる。流動的なラインレースなので仕方ないが、凄いぬるっとしたスタート。

スタート〜普久川①

流石に普久川前は落ち着いている。案の定、40kmくらいで巡行していると、雨の勢いで前がよく見えない。登り入り口までは様子見という感じ。

普久川1回目、17’52/ave300W
1回目から想定より少し強度が高い。先頭集団で登りきるが、集団の伸びが長い。登りきったところで嫌な予感はしていたが、下りと登り返し(2回目の給水地点)でばらけて、第2集団に落ちる。
振り返れば、これがこの日の全てだった。天候や路面状況も踏まえて、位置取りを上げておくべきだった。力で千切れた訳ではないが、これが実力であり、ちょこっとレース(ヒルクライム除く。)に出て調整しようなんて甘かった。

奥〜普久川2回目

奥登り、11:26/262w
普久川で切れてからは5名ほどの集団で奥の登りまで。奥の登りも4倍程度なので、ほぼペース走。

奥を下りきってから、海岸線沿いの平坦が割と早かった。普久川2回目に差し掛かるまで休憩(200wくらい)だろうと思っていたが、230〜250w(L3)くらいは踏んでいた。とはいえ、ジェル2個とエネもちはローテの合間で補給できた。

普久川2回目、21:23/252w
集団内では「無理しない範囲で」と号令がかかるが、前方集団のタレ組を捕まえたい気持ちもあったので、ペースアップを図りたい。
しかし、普久川の下りで前を走っていた方が落車したこともあり、ゆっくり目のペースで変わらず。

学校坂〜羽地手前まで

学校坂、6’31/290w
学校坂あたりで少し上げると、同一集団から追ってくるのは1〜2人のみ。他カテゴリも多くなってきたので、ここで更に上げて同カテからは3人のみで登りきる。



慶佐次登り:7’13/245w
又吉コーヒー坂:1’35/265w
有銘登り:5’19/269w
安部登り:2’46/240
w
一時、他のカテゴリーの大集団に追いつくが、カテゴリー違いなので出力を落として見送る。
結果、残ったのは同カテと200kmの10名弱ほど。多少のメンバーの入れ替えはあったが、この集団で羽地登りの入り口まで進む。
羽地に近づくにつれてほぼ先頭固定となったが、追いついて(遅れ組を吸収して)できた集団なので想定の範囲内であり、一緒に走ってもらえるだけで精神的にもありがたい。
羽地に向けた余力は残して、平坦230w(L3)上限くらいで、淡々と巡行する。

〈余談〉
ところで、この集団の統率者?はあの五郎さん。ペースで登っていたら、集団で行った方が速いからとコントロールしていただく。そんな中で、なぜそんなに走れるのにちぎれているのか、とズサって刺さる一言をいただく。
一概には言えないが、ペースが合わないと感じる集団にいるのは、脚が合う他のメンバーの限界まで着いて行けず、先に千切れてしまったから。下りが遅かったのですいませんと笑って答えるが、普久川1回目の登り〜下りにかけての自分の甘さが全てだったなと後悔する。

羽地〜ゴール

羽地登り:11’25、272w
レース中に後悔してる場合ではないので、最後くらいは全力で。昨年はここで両脚を攣って泣きそうになっていたが、今年は攣りもなく、4.5倍くらいでは登れた。後ろが着いてないのは分かっていたが、最後に一人でも抜かせればと思って、すべてを出し切る。

ゴール
最後は単独で下り、ゴールまで。
無事に帰って来れたことに一安心。

結果、54位

決して満足できる結果ではないが、自分が弱かっただけであり、その一方でここまでの自分の努力を否定するつもりもない。
今シーズンは富士ヒルゴールドに全力を注いでいたが、その努力を100として、おきなわまでの出来が70〜80くらい。レースまで全てやりきったという自信も無かったことが、前半の位置どりを鈍らせたのかもしれない。

来年こそは、おきなわを第一目標として、全てやりきった状態で挑みたい。

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