こんにちは、橘みつです。
対話型レズ風俗リリーヴを閉店し、早くも3ヶ月が過ぎました。
そこで改めて、対話サロン イリアイとそれを主宰する橘みつについて、簡単なまとめを作りました。


あなたが「等身大のじぶん」に悩んだとき、対話サロンの利用がひとつの候補として浮かんでくれたら嬉しいです。

なお、メディア出演や掲載情報、過去に参加したイベントなど経歴の詳細は、こちらの記事も併せてご覧いただけたらと思います。

やってきたこと（簡易版）

▼ 国際基督教大学 教養学部 卒業
ジェンダー・セクシュアリティ専攻、社会学副専攻
LGBTQsサークル主宰でイベントやワークショップをよく開いてました。
今やってることの基礎（イベント主催、コミュニティ作り、マイノリティについての学び、理論と感情のバランスの重要性）は全てこの時代に作られた気がします。

▼ 対話型レズ風俗リリーヴ 独立開店

在籍先から独立開業を勧められて、2018年創業。
働き始めてすぐに、時には家族問題、時には職場関係や友人関係のひっかかりまで、女性が性サービスを利用することになったきっかけは、意外と性以外のところにあることに気づきました。
また、金額が大きいのに勢いだけで利用をして後悔をしたり、自分に必要なサービスが何かわからないままお店を選んで傷つく人が増えていることも気になっていました。
そこで、お客様が利用することを決めた背景を聞き、「これなら行為に及んでも大丈夫だ」という感覚を得てから性サービスに移るスタイルを確立しました。それを「対話型の風俗」と定義しています。

▼ 対話サロン イリアイ 主宰

リリーヴを終了し、人と人の関係性や人生のやり直し・振り返りなどにフォーカスをあてたサロンとして、再スタートしました。
ただし性サービスの提供やデートコースの設置も継続していて、「対話型風俗」の頃から大きな変化はありません。コロナ禍以降 多様なプレイの広がりや疑似恋愛にますます特化していく女性向け風俗業界を離れて、女性の"日常"へ真摯に向き合い続ける方法を考えたとき、必要だったのが対話サロンの誕生でした。
女性が自身について冷静に考えたくなった時、駆け込み寺やお守りのように利用してもらえることを目指しているのが「対話サロン イリアイ」です。

橘みつとして、出来ること

▼ 絡まった思考や感情の整理を手伝う

事情と理想が絡まった状態を聞いて、感情の部分と都合の部分を分けつつ整理することが得意です。正論を通すのではなく、「本当はこうしたい/そうは言っても難しい」という気持ちの揺らぎを重視しています。
わたしが何かを代わりに決めたり解決することは出来ません。それによって生じた苦難や責任を負うのはあなたで、わたしが責任を取れる範囲から離れてしまうから…

▼ あなたに合いそうな情報を渡す

個別にお話しする中で、わたしが知っている情報とマッチしそうなことがあれば、検索キーワードや情報の提供ができます。
お店や人の紹介、ワークショップやイベントの情報、書籍、SNS投稿で見かけたこと…などなど。
※あくまで情報の提供がメインであり、直接ご縁を繋ぐことまでは請け負わないことも多いですが、コース時間内でのご要望であれば相談受けられます◎

▼ 等身大のあなたを見つめる

話したいことが思うように話せない、周りからの印象と自覚している自分にギャップがあってつらい
…などの時、「あなたが今後大事にしていきたい"ほんとうの自分"はどんな姿なのか」を、あなたの話してくれるエピソードに沿ってゆるやかに言葉にしたり、社交辞令抜きで応援したりします。
背伸びしすぎず、素直な自分を出せる環境の一つになるよう努めています。

対話サロンで出来ること

▼ 「人と触れ合う」の入門編をしてみること

いわゆる"開発" を目的とした利用には特化していませんが、服を着たまま話すのではなく、脱ぐことで初めて深まる自己感覚を発見することを目指しています。
・性的な経験が無い/少ないので、性的なこと自体をしたいのかまだわからないので体験を積みたい
・性的なことを通じたコミュニケーションや自己理解に興味がある
・性的でなくても良いので、まずは安全に安心して人肌の触れ合いをしたい
こんな方にはホテルコースが向いていると思います。

▼ 自分のことに集中すること

キャスト(セラピスト)がお客様の生活を侵すことが起きないように気をつけています。
サロンを利用する方にとって大切なのは「キャストからどう思われるか」などではなく、「自分がどう思うか/思いたいのか」に焦点を当てられることです。
高いお金を払って来てくれた方が、120%自分の感覚に集中できるように、疑念を招くような言動を省いた真っ直ぐな関わりを約束します。

▼ 似たような想いを持つ人たちと繋がること

イリアイを利用した女性だけが入れるオンラインコミュニティがあります。日常では話しづらいことを共有したり、自分について考えるきっかけを作りたいと思っている人が集まっています。
嫌なことや嬉しいことがあったり、変化があったりしたときに、「ここの人になら共有しても大丈夫かなー」と感じられるような場作りを目指しています。参加者同士の配慮と率直さのバランスが取れている、不思議に穏やかなコミュニティです。