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どこからが建築家?

最近、学校のイベントで建築家の中村拓志さんの講演会がありました。

まず、中村さんは「建築家になりたい人は手を挙げて」と、そうおっしゃいました。
そこでは数人しか手を挙げておらず、中村さんはびっくりされていましたが、建築家になりたいのに、恥ずかしくて手を上げられなかったぼくは「建築家ってどこからが建築家で、いつからなれるんだ?」と思いました。

一級建築士の資格を取り、自分の事務所をつくったら建築家なのでしょうか。(登録建築家みたいなものはあるけど、国家資格ではないし。)

幼少期にぼくが憧れた建築家はかっこいい大きな建築をばんばん設計している、いわゆるスターアーキテクトとしての建築家像ですが、ほんとうに自分にはなれるのかと、その姿を自分には想像できなかったのが、あの場ですっと手をあげられなかった理由かもしれません。

でもいまの時代は、小さなアイデアからまちを大きく変えていく建築家もいれば、分野を横断してさまざまな活動を行う建築家もいて、建築家と名乗らずとも、建築設計以外の方法からも、建築に大きく貢献する方が増えてきましたよね。(ReLinkの活動も、いわゆる建築家の活動とはちょっと違うかもしれないけど、建築業界を動かしたいという気持ちはあります)

ほんとうにたくさんの方がいらっしゃると思います。

建築の楽しみ方っていっぱいあって、いろんなところにワクワクすることが潜んでいますよね。

もちろん、かっこいい建築をばんばん設計する建築家にもなりたいですが、ぼくはどんな建築家になれるのかなと、日々模索は続きます。

水越永貴/ReLink

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