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可愛い✖️シュールだとメッセージが伝わりやすい"イルカのイルカくん "

私は性格が曲がっているせいか、ちょっと毒々しい、ちょっと冷徹、ちょっと残酷なエッセンスが含まれているのが好き。
伊勢丹新宿店のアートギャラリーで昨日まで開催されていたAC部による"イルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカ展"はこのエッセンスが絶妙だった。

AC部は1999年に結成されたクリエイティブチーム。
視聴者に予期せぬ奇妙な感情を提供するという明確なコンセプトがあり、彼らはそれを「違和感」と読んで共有している。
イルカのイルカくんはセラピスト。音楽ユニット「group_inou」のMVで誕生。警視庁×JR東日本のマナー広告にも出演。

1.知り合いの誰かにいそうな親近感

リアリティはない、むしろ違和感が強い。それでもどことなく感じる既視感。初めまして、ではない感覚。ポケットにいつも入っているような親近感がある。

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2.子どももすぐ馴染む

最近のEテレのキャラクターも然り、子ども向け番組のキャラクターのシュール化が激しい。私が子どもの頃のサンリオやディズニーの世界観では考えられない。現代では子ども向けのビジュアルもアート性が高いものが多く、子どもたちの想像力を育んでいる。

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3.メッセージを載せやすい

シュールだし可愛い。よって見る人に嫌悪感を抱かせない。警視庁のマナー広告に出演する実績を持つイルカのイルカくん。コラボがしやすく意外に優等生。

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可愛い×シュール、は見る人を癒すし実は優等生。
Tシャツは勇気がいるけどキーホルダーは欲しい。





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